第一章その九
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「私も食べたいしね」
「貴女もなの」
「お話を聞いて食べたくなったのよ」
今のそれをというのです。
「だからね」
「ここはなの」
「そう、私も食べて」
そしてというのです。
「お二人もね」
「食べてなのね」
「楽しめばいいのよ」
こう言うのでした。
「是非ね」
「私も賛成です」
恵梨香も言ってきました。
「お二人のこと聞いてたら絶対に魚介類にはあまり縁がないですから」
「お二人が食べたいと言われるなら」
「ご馳走しましょう」
「美味しい魚介類をたっぷりと」
「川や海の幸を」
ナターシャ達四人も言ってきました。
「そうしましょう」
「お寿司もいいですし」
「他のお料理も」
「そして楽しんでもらいましょう」
「それではね」
ドロシーは恵梨香達の言葉も聞いて頷きました。
「そうしましょう、おじさん達のお家に行ってね」
「そうしてだね」
「お話して」
またトトに言いました。
「二人が頷いたら」
「そうしたらだね」
「ご馳走しましょう」
「そうしようね」
笑顔でお話します、そして夜にです。
ドロシーはオズマに夕食の場でこのことをお話しました、するとオズマは河豚のお鍋を食べながら頷きました。
「この河豚も美味しいから」
「おじさんとおばさんが楽しんでくれたら」
「凄く嬉しいわ」
「そうよね」
てっさ、河豚のお刺身を食べているトロットも頷きました。
「こんな美味しいお魚をそうしてくれたら」
「お二人河豚食べたことあるかしら」
ベッツイは河豚の唐揚げを食べつつ思いました、今夜は河豚料理なのです。
「果たして」
「ないかも知れないわね」
ドロシーもお鍋を食べつつ言いました。
「今二人がいる村は川や湖が傍にあるけれど」
「それでもよね」
「質素で昔ながらの生活を今もしているところがあるから」
だからだというのです。
「河豚とかはね」
「食べたことがないわね」
「そうだと思うわ」
こうオズマに答えました。
「今もね」
「だったらお話してね」
「二人がそれならって答えたら」
「そうしたらね」
それならというのです。
「是非ね」
「ご馳走するのね」
「そうしましょう」
こう言うのでした。
「お二人の村に行ってね」
「それではね」
「そしてね」
それでというのです。
「河豚以外の魚介類も」
「楽しんでもらうのね」
「エリカが好きな鱧もいいし」
このお魚もというのです。
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