第一話 全てのはじまりその三
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「ジュレよね」
「そうだ、国際警察機構のスタッフもよく出入りしているそうだな」
「警察の人達もなの」
「そうだ」
まさにというのだ。
「彼等もな」
「そうなのね」
「だからだ」
「あの人達と仲よくしたいなら」
「尚更行くといい」
こう言うのだった。
「いいな」
「ええ、じゃあ今日はね」
「カレーを食べたらだな」
「行くわ」
そうするとだ、エリはゴセイナイトに答えた。
「それからね」
「うむ、では私も行くからな」
「皆でね」
「お店を修理しよう」
「頑張ってきて下さいね」
博士はゴセイジャーの面々に笑顔で告げた。
「食べ終わってから」
「そうしてきます、それでなんですが」
アラタははかせのその言葉に応えて言った。
「おかわりいいですか?」
「勿論ですよ」
博士は温和な笑顔で応えた。
「何杯でもです」
「食べていいですか」
「ご飯もルーもカツもありますし」
その全てがというのだ。
「勿論福神漬けも」
「全部あるからですか」
「いただいて下さい、そしてです」
「お仕事にですね」
「頑張って下さい」
「そうしてきます」
アラタは笑顔で応えた、そうしてゴセイジャーの面々は天知親子と共にカツカレーを食べてからだった。
仕事に出た、その頃国際警察機構の面々は彼等の事務所で話していた。
朝加圭一郎は自分の席の時計を見てだ、周りに言った。
「よし、昼だからな」
「食事の時間ですね」
陽川咲也が応えた。
「丁度」
「ああ、だからな」
「何処に行くかですね」
「昨日はカレーだったからな」
それでというのだ。
「ヤツデンワニさんの」
「あそこもよく行きますね」
「昨日の今日もな」
腕を組んで考える顔で言うのだった。
「あれだしな」
「他のお店に行きますか」
「今日はそうするか」
「それならね」
明神つかさが言ってきた。
「ジュレね」
「いや、あそこはまだ閉店してるだろ」
朝加は明神の言葉を聞いて彼女に返した。
「まだな」
「だからノエルさんも来てないっていうのね」
「あの人もな」
「それがさっき廊下でお会いしたのよ」
その高尾ノエルにというのだ。
「何でも営業は出来る様になったから」
「それでか」
「だからね」
「今日からか」
「まだ修理が必要だけれど」
店内のそれがというのだ。
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