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スーパー戦隊超決戦
第一話 全てのはじまりその一

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               スーパー戦隊超決戦
               第一話  全てのはじまり
 この時天知望は自宅において父そしてゴセイジャーの面々と一緒にいてカレーを食べていた。そのカレーはというと。
「カツカレー美味しいよ」
「カレーの王道ですよ」
 父の天知秀一郎は我が子に笑顔で応えた、見れば彼も食べている。
「カツカレーは」
「そうなんだ」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「私もカレーといえばです」
「カツカレー多いんだね」
「そうですよ、望」
「うん、博士のお料理美味しいよ」
 アラタはカレーを食べつつ笑顔で言った。
「カツ入ってるしお野菜もだしね」
「細かく刻んで入れてるのよね」
 エリも食べつつ言う。
「これがいいのよね」
「ああ、栄養も考えてるんだな」
 アグリはこう考えて言った。
「ただ美味いだけじゃなくて」
「だからいいのよね」
 モネはにこにことして食べている。
「博士のお料理ってね」
「さて、これを食べてだ」
 ハイドは真面目な調子で言った。
「午後も頑張るか」
「それぞれのお仕事にね、いや人間界に戻って来て」
 アラタはさらに言った。
「今はそれぞれお仕事して暮らしているけれど」
「仕事もいいものだな」
「そうだよね」
 こうハイドに応えた。
「本当に」
「そうだな」
「若し働かないと」
 どうなるかとだ、モネは言った。
「人間界じゃ暮らせないからね」
「有り難いことに俺達は何でも働けるからな」 
 アグリは笑いながら話した。
「本当に引く手数多でやっていってるな」
「私遊ぶのが好きだけれど」
 エリはそれでもと語った。
「最近お仕事もね」
「楽しんだね」
「凄くね」
「そうだ、働かないと駄目だ」
 ゴセイナイトもいて言ってきた。
「勤労は美徳だ」
「生活出来て自分も磨けますからね」
 テータスはそれでと応えた。
「働くに越したことはないですね」
「その通りだな」
「ではこれからも皆さんで」
「働いていこう」
「平和に」
「平和にっていうけれど」
 望はテータスのその言葉に突っ込みを入れた、尚ゴセイナイトとテータスはカレーを食べていない。
「色々あるけれどね、本当に」
「ああ、アセブラはやっつけたけれどな」
 アグリは望に神妙な顔になって応えた。
「まだ何かとな」
「出て来るよね」
「ザンギャックも出たしな」
「今だって王様がどうとかで」
「揉めてるみたいだな」
「そうだよね」
「俺達も何かあったらな」 
 アグリはどうするかと語った。
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