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仮面ライダーディケイド 本当の自分自身
第七章
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れなら戦うしかない」
「渡、塔だな」
 登は自分から紅に問うてきた。
「俺達が目指すのは」
「うん、そこなんだ」
 兄にその通りだと答えた。
「そこにスサノオがいるから」
「わかった。それならだ」
 彼も異論はなかった。そうしてマサオもだ。
「こっちの時代でもスサノオって滅茶苦茶に暴れてるんだね」
「彼はそのまま僕達と戦い続ける存在」
 紅は我が子にも答える。
「だからこそ」
「わかったよ、パパ」
 そして彼も父の言葉に頷いた。
「それじゃあ僕もね」
「行こう」
 紅は我が子に対しても告げた。

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