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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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集いの日の当日 私達は午前中、学校で練習をしてから、ユニフォームのままのジャージを羽織って会場に向かった。
会場に着くと、早速、連盟の人から一人の女の子を紹介されて・・・私達は、さくらと美玖が居ないので、13人。7分間の試合形式もすることになっていたので、その補充らしい。その子は本来なら大阪代表候補になる予定だったのだけど、お父さんが関東に転勤になると言うことで、選手選考会にも出て無くて、だけど、その後、ここに残ることになってしまったという複雑な環境らしかった。金剛《こんごう》彩《さや》という中学2年生。
午後1時に、私達の練習も兼ねたフォーメーションによる連携パスによるデモンストレーションから始まった。校長も関係者と、それに桜中の女子生徒達も見に来ていて、サッカーの3人組、道弘と励、すみれに私のじっちゃんばっちゃん、泉希のお父さんと朝陽のお父さん、お母さんの姿も見えた。
私達がボール回しをしていると、私達の後に試合をする中学生男子のチームとか高校生のチームからも驚きに近い歓声があがっていたのだ。そして、私達がチームに別れて、7分間だけの試合形式で行うことになっていて、相手には、ハーフに朝陽、スタンドオフに璃々が、金剛彩さんはフォワードに入っていた。軽く、お互いに練習した後、始まった。
試合の方は、私とか泉希が突っ込んで行って、前に進んでいたのだが、トライを奪えずにいて、観客の桜中の女子生徒だろうか 学校の掲示板に今日のことを張り出してあったから、何人かが見に来ていたのだろう。 「泉希先輩 恰好良いー 頑張ってぇー」の声援が飛んできていたのだ。(なんで なんでぇー 泉希なの)と私が思っているうちに、向こうにボールが出て、朝陽ー璃々とパスが渡ったとき 朝陽がリターンの短いトスを受け取って、対面の泉希をステップで交わして、フォローアップしてきてタックルにいっている栞奈の追撃も交わしてポール下のセンターにタッチダウンしていた。当然、見ていた人達の歓声と拍手を受けて居たのだ。
その後は、拮抗していて終了間際に、相手のゴールライン前でボールが璃々に渡った時、泉希がタックルにいったのだか、そのボールを朝陽がトスを受けて、そのまま斜めに走って私達のディフェンスラインをすり抜けていた。その時、観客からは、また、すごい歓声が起こっていた。だけど、私は、追いつかなきゃと思って、ハーフラインを超えたところで朝陽の脚を目掛けて飛び込んで行った。手を伸ばして、届いたと思ったら、朝陽をフォローしていた金剛彩にパスが渡って・・・だけど、その時 鈴花がタックルにいったのだが、ボールを奪い取ろうとした時にハンブルしてしまってタッチラインを割っていた。そのまま終了のホイッスルが鳴ったのだ。
「すごく迫力のある試合でしたなぁー 有難うございました。
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