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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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くらは困惑した感じだった。

「うん そーやなー みんなと一緒やないとなぁー」

「そう ウチも 美玖と一緒の気持ちやー キャンキャンズとしてやないとなー 意味無い 一緒に頑張ってきたんやしー」

「なぁ なぁ 二人とも何ゆうてんのん? 全国に近づいたんやでー もう キャンキャンズ揃ってなんて無理やってわかったヤン それに・・・3年やから・・・最後かも・・」と、私は・・・参加して欲しかったのだ。おそらく、他のみんなもそうだろう。

「それでも ウチ等ふたりだけやったら、夢叶えたことにならへんヤン そんなんちゃうでー みゅんが頑張っていたから ウチ等も一緒にやろうって決めたんやーで 一緒に夢を叶えようって」

「みゅんはそんなこと身にしみてわかってるってー みゅんは一番 みんなと一緒にって思っていたんやと思う 校長先生にも宣言してたしなー 桜中の名前を全国にって・・・だから、せめて先に 先輩二人にって思ってるんちゃうやろか? ウチ等は秋には 絶対にみんなで候補メンバーに入れるように頑張るってー だから・・・この機会には、先輩には行って欲しい まずは、桜中の名前を売り込んできて!」と、泉希は付け加えてくれた。

「わかった ウチは行くわー さくら どうする?」

「ウン 美玖と一緒やー キャンキャンズの為にもなー 実力見せてきたるわー」

「わぁー」と、言いながら 私は ふたりに抱き着いていったのだ。そして、璃々がキャンキャンズのエールを 部室の外にも響くように上げていた。

 だけど、その大阪代表候補の最初の練習の日が、市のラグビーの集いの日と重なってしまっていた。ふたりが抜けると、13人になってしまうのだ。 

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