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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十三話 サイヤ暴走!地球崩壊の危機!
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っと気を上げれるぞ?」
「はぁぁぁーーーっ!!!」
ワサビをまとう気は天まで届くほどに、さらには荒野一帯を明るく照らすほどに広がっていた。
19号は必死に気を吸収しようとするが、ワサビの気はとどまることを知らずに、ついには機械の方が悲鳴を上げるほどになっていた。
「バカな...ここまでデータに違いがあったとは...想定外だ...」
「どうした?お前に気を吸収させてやってんだ。まだまだへばるなよーっ!!!」
さらにワサビの気が高まり、絶え間なくほとばしるスパークはさらに増加した。放たれる気は荒々しく地面をえぐり取る。19号の手のパーツが以上に熱を持ち始め、損傷が激しくなっていく。もうこれ以上吸収するのは限界だろう。
「...おかしい...何かがおかしい...悟飯。奴はあんなに...」
「この数年間...ワサビさんと修行をしてきたけれど...あんな戦い方は見たことない。それに...」
「悟空以上に戦いを焦っているのか?それにしても気の使い方が荒々しすぎる。なぜ奴は全力を出さずとも勝てる相手に初めから全力を出しているんだ...?」
「おいおい、そんなに気にすることか?アイツのことだしお前たちに黙って裏で修行してたんじゃないのか?」
「それにしても...奴はあんなに荒れ狂ってはいなかった。今の奴は初めて戦った時のベジータよりも恐ろしく感じるぜ...」
「そうか?」
「仕方がない....おい?ワサビ!さっさとケリをつけてやれ!」
「ああ?わかったぜピッコロ。...オラッ!!」
ワサビは強引に19号を蹴り飛ばすと、さらに上空へと上がり、19号を見下ろした。
「ドクターゲロ!さっきお前はこいつには気功波の類は聞かないといったな?」
「あ...ああそうだ!!貴様の攻撃なんぞ「へ」でもないわ!!」
「そうか、ではそこで見ておくんだな。貴様の作品がこの俺にぶっ壊されるところをな!!」
ワサビは高らかと宣言すると、右手を天高く上げ、巨大な気弾を作り上げた。
「おい...なんだあれ...」
その気弾はまるで太陽かと見違えるほど、オレンジの光り輝いており、そして何よりも、
「デカすぎる...それにあの気弾に込められている気の量が大きすぎる。密度が段違いだ...」
「やめろワサビ!!何を血迷っている!そんなもの放ったら地球そのものが壊れてしまうぞ!」
「フフフ…ハーハッハッハ!!!」
「なっ...!?」
「ダメだ!ワサビは理性を失っている!」
「バカなのかアイツは...なぜあそこまで...まさか私の作品をこれほどにまで評価しているというのか...」
「正気じゃない...止めなきゃ...」
悟飯が動き出そうとした
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