第7話
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は、さすがにそれはないと思います。そもそもメイヴィスレインの事を知っているのはさっきもそうですが以前の話にも出た”頼りになる先輩”で、メイヴィスレイン用のザイファを手配してくれたのもその先輩ですから。」
メイヴィスレインがザイファを持っている事に驚いた後疲れた表情で訊ねたヴァンの疑問にアニエスは苦笑しながら答え
「そりゃまたとんでもなく頼りになる先輩だな。(学生でありながら最新式を用意できるツテがあるメンフィル帝国出身のアニエスの先輩………多分……というかほぼ間違いなく”仔猫”の事だろうな。)――――――まあいい、ザイファの実戦運用の指導も兼ねて今後の為にもメイヴィスレインの戦闘能力を確認させてもらうぜ。」
アニエスの答えに苦笑しながら同意したヴァンは心の中でアニエスの話に出た”先輩”がレンである事を想定した後今後の方針を二人に伝えた。
そしてヴァンは魔獣との実戦で二人にそれぞれ指導しつつ、奥へと向かった――――――
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