暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
12-7
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
2.3日前から、新入生達もぶつかりの練習を始めていて、ある程度のアタック・ディフェンスのラインを組んでの練習もできるようになっていた。
その日は、私の交代要員として、朝陽がハーフに入っての練習をして、ディフェンス側に私、美玖、さくらが立って、実戦形式で行うということもやっていた。
「璃々 今度はある程度 フォワードで持って行こうと思うねん この前で自信もついたし、今度は相手も中学生なんやろー? みゅんか泉希が突っ込んでくれたらフォローしていくしー 最初にダメージ与えたる! それに、交代も
紗菜
(
さな
)
とか
晶
(
ひかる
)
が何とか代わりになるやろから」と、さくらが提案してきていた。
「う〜ん そらぁー 強力なんやろけど・・・先生と相談してみてなー」
当日 メインのレフリーは大阪の私立女子校のコーチとかいう人が紹介されて、私達のドロップキックから始まった。打ち合わせ通りに、泉希は浅めにキックをして。向こうが捕球した時に、美玖の強烈なタックルで栞奈がこぼれたボールを取って、さくらが突進して行って、私、泉希、そして、最後は美玖がラインに飛び込んでいた。開始早々だった。その次も、向こうがラックから出したところを私と泉希がハーフの繭子にタックルに行って、その後をフォワードが集まってボールを取り返して、出たところを朝陽がブラインド側を攻めて、ひとりかわして余裕でポストの下に抑え込んだのだ。
立て続けに私達はトライを決めて、その後もさくらが言っていたように、私とか泉希が突っ込んでフォワードが押し気味に進んでいて、常に相手の陣地で戦っていた。そして、前半終了間際にも私達の得意のサインプレーの桜で・・・最後は、又、美玖が飛び込んでいた。19-0で前半は終了していたのだ。
「調子良いぞ 気を緩めるなよ いいかー 相手はキックで来るぞ 璃々、朝陽油断するなよ」と、紅林先生はハーフタイムの間、気合を入れてきた。
だけど、始まって早々に向こうの攻撃の時、スタンドオフの充ちるから・・・フォワードのブラインドサイドを目掛けてキックしてきて、そのまま なだれ込まれてトライされてしまった。泉希が「お返しするよ! 走ってな!」と、璃々と朝陽に伝えていた。その時、みんなは泉希がパントキックをするのだと頷いていた。
泉希にボールが渡った時、低めのキックで向こうのディフェンスラインの後ろにボールが転がっていって、相手も追いかけていたけど、璃々と朝陽が走り抜けて中央に飛び込んでいた。26-5。その後、直ぐに、栞奈に代わって美鈴が、そして、朝陽には鈴花が交代として入っていた。終了間際に私が突っ込んでいってさくらにパスをするつもりだったけど、掴まってしまって、もみくちゃにされていたけど、何とか泉希が奪いに来てくれて、その後、さくらに・・・フォワー
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ