第一章
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ての組織を操ってきて」
「全ての組織を」
「そんな存在なのですか」
「そうだよ。グロンギもオルフェノクもアンデットも」
これまでのライダー達が戦ってきたその敵達である。
「アンデットもワームも。勿論イマジンやファンガイアもね」
「そういう連中を全部操ってきたってのかよ」
「私達の世界だけでなく他の世界も」
「僕の世界にしても」
海東が元々いた世界についても彼自身の口から話すのだった。
「そうだったんだ」
「そのスサノオがか」
「仕掛けていたんですか」
「そう、全てね」
「全てって」
「とんでもない存在なんじゃ」
二人は海東の話を聞いているうちに唖然となっていた。しかも彼の話はまだ続く。むしろまだはじまったばかりだと言ってよかった。
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