暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「練習試合の申し込みだ この前のコナモンレディース 今度は、オール中学生で臨むってことだ 胸を貸してくださいとか 言っていたぞ」と、練習前に紅林先生がみんなに言ってきた。
「へぇー ええやん 桜中としてのキャンキャンズの初戦には ちょうどええやんかー やろうぜ」と、真っ先に美玖が賛成していた。みんなも拒む理由もないので賛成した。
試合は、5月の連休の初日なので、もう数週間後なんだけど、オープンの練習をするのが土日の1回しか無くて、試案していたら、サッカー部の門田先生がサッカーも試合が近いのだろうに、クラブ活動終了の5時前の30分だけグラウンドを解放するからと申し出てくれたのだけど
「なによー だいたい なんでサッカー部がグラウンド占拠なのよー 同じ運動部なんやから対等に使ってええんちゃう?」と、私がグチを言っていたら、泉希に頭をコツンとされて
「みゅん それを言ったらアカン みゅんは ひとりでも草むしりして、砂を噛んでも頑張って ここまで来たの忘れたの? ウチ等はあそこでやってきたから、だんだんと実力つけてきたんやでー 最近のみゅんは その時のがむしゃらな気持ち無いでー 順調に行きすぎてな 少しの時間でも感謝しゃなー そこで ウチ等は頑張るから強ーぉなれるんやー」
「うん そーやな 泉希の言う通りやな ・・・ なんで いっつも みゅうみゅんに そう ガツンとくるようなことゆうんやー?」
「そらー 親友やから みゅんには スーパーアイドルで居てもらわな なっ」
「わっ さすが スーパースターの言うことはちゃうねー」と、その後は、いつものように くしゃくしゃに揉みあっていたのだ。
その日の夕食の時、ばっちゃんと肉団子を作っていて、その日は、珍しく紳おじちゃんも一緒で、試合があることも報告していたのだ。
「うまい! この甘酢がなんとも言えないなぁー それに、この鯛の唐揚げが入っているのも良いねぇー」
「よかったぁー みゅうみゅんもお手伝いしたんだよー」
「ほぉー 猫の子の手伝いか?」
「・・・??? なに? その猫の子って?」
「いや まぁ・・・」
「紳は あんまり 知らんだろうが 実海はいつも ばぁさんの手伝いをしてるんだぞー いつも うまいんだ この前なんか ひとりでスネ肉のビーフシチューを作ってくれた 前の日から煮込んで、ワインも入れてな ここに持ってきてくれた時には・・・顔が火照って真っ赤だったんじゃ ちょっと飲んでみたんだろう いや 旨かったぞ」と、じっちゃんが言ってくれていて
「へぇー そりゃー すごいやー 食べたかったなぁー 今度は、一言言ってくれよな まぁ その為にってわけじゃぁ無いけど キャンキャンズにプレゼントがあるんだ」と、小箱を渡してきた。開けて
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