暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
129話 絶品バーガーを食べに行こう!まさかの出会いに遭遇します!?
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メンバーの大半を一瞬で殺せたんですよ、この男は。


 それが分かっているから何も言い返せないんです。


「心配するな、イッセー。俺はお前と戦う気はない、本当に偶然なんだ。こんなところで楽しみを潰すなんてもったいないだろう?」
「……」
「フフッ、お前も感じているだろう?GODは遠くない未来に必ず現れる、その時に決着を付ければいい」


 ヴァーリは殺気を消してそう言いました。今の私達では勝負にすらならない……恐ろしい男です!


「そうだ、イッセー。お前に紹介しておきたい人物がいるんだ?」
「誰をだ?そっちの男の事か?」
「おっ、俺っちに興味を持ってくれて嬉しいねぇ。ヴァーリばかりが注目されてて疎外感を感じてたんだよな」


 イッセー先輩は黒髪の男性の方に視線を向けると彼は嬉しそうに笑いました。


「俺っちは美猴、かの闘戦勝仏の末裔でヴァーリの右腕の猿妖怪だ。よろしくな、赤龍帝」
「孫悟空の……そう、ヴァーリの仲間なのね」
「おりょ?かなりのビックネームのはずなんだけどリアクション薄いなぁ。まあジジイの名もG×Gじゃ小さくなっちまうかぁ」
「なんでその呼び名を貴方達が使ってるのよ」
「アーサーから聞いたんだよ。もしかしてお姉さんが名付け人?良いセンスしてるねぇ」
「貴方に褒められても嬉しくないわよ」


 部長は嫌そうにそう言いました。美猴という男とはあまり相性が良くないのでしょうか?


「美猴、そのくらいにしておけ。アイツも出たがっていてウズウズしている」
「ありゃりゃ、珍しいねぇ。まあ宿敵を前にしたらそうもなるか」
「出ろ、アルビオン」


 ヴァーリの言葉と共に背中に輝く羽根が出てきました。


「その翼は……まさかお前は!?」
「『白龍皇の光翼』……白龍皇なのか!?」


 イッセー先輩とアザゼル先生が目を見開いて驚きました。白龍皇って赤龍帝の因縁の敵のはず……まさかヴァーリがその相手だなんて想像もしていませんでしたよ。


「お前はD×Dの人間だったのか……!」
「そうだ、俺も元はD×Dの人間だ。縁があってこの世界に来て今は三虎様の配下となった」
「お前が俺に対してやたら興味を持っているのは俺が赤龍帝だったからか?」
「多少は其れもあるだろう、だがお前も感じているはずだ。龍同士の因縁ではなく本能が互いを知りたがっている奇妙な縁を……」
「……」
「こうして対面して更にハッキリと自覚した。俺達は赤龍帝と白龍皇など関係なくこうして出会い戦う運命にあるとな……」


 イッセー先輩とヴァーリは睨み合いました。二人の背後には赤い竜と赤い鬼、白い竜と一つ目の鬼人が浮かび上がります。



『久しぶりだな、ドライグ』
『そうだな、
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