暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
129話 絶品バーガーを食べに行こう!まさかの出会いに遭遇します!?
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ガルマンモスのお腹の中で出会ったGTロボの声の人です……ッ!!」
「えっ、それって……」


 呼吸を少し整えたアーシアさんが言った言葉に私は銀髪の男性の正体に気が付きました。


「美食會副料理長、ヴァーリ……!」


 私の言葉に全員が目を見開いて驚きました。まさかこんなところで会うなんて思ってもいなかったからです。


「えっ、本当なの!?」
「ええ、間違いないです……あの声を忘れる訳がありません……!」
「ウチも忘れないし。危うく死にかけたんだから……!」
「この男がリンさんを……!」


 リアス部長の問いにアーシアさんとリンさんが震えながら頷きました。祐斗先輩はリンさんを殺しかけたヴァーリに怒りの視線を向けます。


「お前の事は覚えているぞ、アーシア・アルジェント。俺の殺気を真面に受けながらも睨み返してきたその心の強さは称賛に値する」
「えっ……あ、ありがとうございます……」


 まさか褒められるとは思っていなかったのかアーシアさんが戸惑いの表情を浮かべました。


「そして俺が魅了された包丁の持ち主がお前か、塔城小猫。良い包丁だった、そしてこうして実際に会ってみて確信したよ。あの包丁に相応しい主だとな。あの包丁は今も使っているのか?」
「あいにくあの包丁は折れてしまいました。その魂はこの子が引き継ぎましたが……」
「ほう、新しい包丁を得たのか……ふむ、デロウスの牙を素材にした包丁か。今はまだそうじゃないが近い内にそれに見合う料理人になるだろう」


 私の事も褒めてきました。私の評価が意外と評価が高くて驚きです。


「随分と小猫ちゃんを褒めてくれるな。まあ当然だが」
「お前を含めて俺が一番気にしているコンビだからな。美食會の料理長などはランキング上位ばかりを狙うように言っているが俺としてはお前の料理をぜひ三虎様に食してほしいと思っている」
「えっ……」
「渡すわけねぇだろうが。白音は俺のコンビで最愛の人だ!」


 私を庇って前に出るイッセー先輩、興奮してるのか白音と呼んでいました。もう既に戦闘態勢に入れる状態でいつでも禁手で斬るでしょう。


 しかしその瞬間イッセー先輩を軽く凌駕する殺気が私達を襲いました。


「コイツ……!?」
「ヤバイね……!」


 アザゼル先生と姉さまは既に武器を出していましたが私達は反応できませんでした。


「遅いな、戦闘態勢になるまで0.8秒はかかっている。俺はお前を14回は殺せたという事だ。そちら側にいる堕天使総督と節乃の弟子は流石に早いな、これも経験の差か」
「ぐっ……!」


 冷たい眼差しでそう言うヴァーリにイッセー先輩は何も言い返せませんでした。だってイッセー先輩も含めたこの
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