暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
129話 絶品バーガーを食べに行こう!まさかの出会いに遭遇します!?
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飲み始めました。体に悪いとは分かっていてもついつい飲んでしまうんですよね、ラーメンのスープって。


 スープを飲み終えた銀髪の男性は器を置いて一息つきました。良い食べっぷりですね。


「ふぅ……」


 ううっ、とても美味しそうに完食しましたね……ラーメンが食べたくて仕方なくなります。


「先輩、私達もラーメンが食べたくなりませんか……って先輩?」


 私はイッセー先輩の方に視線を向けてラーメンを食べないかと話題を振りました、でも先輩は何故かこの場では絶対にしないような表情を浮かべていたんです。


「……」


 目を見開き脂汗を流し最大級の警戒をしています、まるで天敵を前にした動物のようでした。


「イッセー先輩、一体どう……」
「アーシア!?どうしたんだ!?」
「リンさん!?大丈夫ですか!?」


 私は何事かと思い先輩に声をかけようとしましたがゼノヴィアさんと祐斗先輩の叫び声を聴いてそちらに視線を向けました。


 すると床に座り込むアーシアさんとリンさんが目に映りました。二人とも呼吸が荒くなり顔は真っ青になっていました、リンさんは何故かお腹を押さえています。


「イッセー、何が起こった!?そいつはなんなんだ!?」


 アザゼル先生が状況を把握しようとイッセー先輩にそう言いますが、先輩はそれに答えずに立ち上がり銀髪の男性のほうに歩いていきます。


「まさかこんな所で会うなんて思っていなかった。情報を得たのか?俺達がここに来ると……」
「いや、まったくの偶然だ。俺も最初は驚いた」


 銀髪の男性はこちらに振り返りました。その顔はまるで精巧な人形のように美しくまさに美男子という言葉が似合う青年です。


 ただそれ以上に目立つのが顔にある大きな痣でした。頭から頬、そして首に火傷のような痣があるんです。


「今日は相棒と一緒に飯を食いに来ただけさ、好物のラーメンがあったので頼んでみたが美味かったよ」
「意外だな、ラーメンが好物なのか?」
「まあな。ラーメンは良い、様々な具材から出された旨味の出たスープに程よく絡みつく麺……触感や色どりの具材と共に口の中で描かれる複雑な味はまさに神業と言うべきものだ」


 その男性はラーメンが好きなようでベタ褒めしていました。


「だがこんな美味い料理でも俺の求める食材ではない。この体が……本能が欲している食材は未だ見つからない」
「GODの事か?」
「さあな、食べてみればわかるかもしれんが……」


 普通に会話をしていますが先輩の放つ殺気は更に強くなっています。でもそれを受けても銀髪の男性は平然としているんです、只者ではありません……!!


「あ、あの人は……リー
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