暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
129話 絶品バーガーを食べに行こう!まさかの出会いに遭遇します!?
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なかったらここにいるメンバーの誰かは絶対に死んでいた」
「それは……」
「俺は焦り過ぎていた……GODをゲットして世界を救う事も大事だけどまずは目の前の仲間を助けれる位には強くならないとなって思ったんだ。それに皆と美味い飯を食ったりもしたいからな」


 イッセー先輩の言葉に私達は確かにと思いました。強くなることも大事ですが一番大切な食を楽しむ事を忘れたら意味は無いですよね。


「だから今日は色々リストを持ってきたんだ、この中から気になるモノを皆で選んでいこうか」
「そういうことなら大賛成よ」


 リアス部長の言葉に全員が頷きました。そして皆でどの食材を食べに行くか選んでいきます。


「ははっ、なんか盛り上がってるねぃ。楽しそうだけどグルメ学校の学生さんかい?こんな危険地帯まで来るとは物好きな子達だ」
「えっ?」


 急に誰かに声をかけられたので振り返ってみると窓際の席にいた黒髪の男性がこちらを見ていました。隣には銀髪の男性が座っていて何かを黙々と食べていました。


「もしかして五月蠅かったですか?すみません」
「いやいや、そんなことないから気にしないでって。俺っちは相棒と一緒にハンバーガーを食いに来てたんだけどさ、なんか楽しそうにしてたからつい気になって声をかけちゃったって訳よ」
「ああ、そういうことですか。ここのハンバーガーは美味しいですよね」
「めっちゃ美味いよな。なのに相棒はハンバーガーを食わないでラーメン食ってんだぜ?どう思うよ」
「ラーメンが好きなんですか?」
「……」
「すまねぇ、相棒はラーメン食い出すと完食するまで一言もしゃべらないんだ。気を悪くしたなら俺っちが代わりに謝るぜ」
「いえいえ、見ていて気持ちのいい食べっぷりですね」


 黒髪の男性とイッセー先輩が楽しそうに談笑しています。先輩は話の流れで銀髪の男性に声をかけましたが男性はラーメンを食べていて反応しませんでした。


 ごくり……私もなんだかラーメンが食べたくなってきましたね。


「お兄さんたちは休日なんですか?」
「まぁね、俺っち達久しぶりに休みを取れたんだ」
「どんなお仕事をしているんですか?」
「飲食系の仕事をしてるんだけどもう大変なんよ。上司が食材を山のように持って来いって命令されてさ。持ってっても上が直ぐに食っちまうからうんざりだぜぃ」
「大変なんですね……」


 社会人って自由が無いんですね、学生の内に出来ることはしておきたいです。


 私は将来的にはイッセー先輩のお嫁さんになりますが飲食店を開いてみたいとも思っています。イッセー先輩に食材を調達してもらって私が作る……ふふっ、良いですね。


「……」


 すると男性がラーメンのスープを一気に
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