暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
129話 絶品バーガーを食べに行こう!まさかの出会いに遭遇します!?
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たかったの。助けてくれてありがとうって……」
「礼などいらん、俺のその意図は無かったんだからな」
「それでも言いたいの。本当にありがとう……」
「……そうか、まあそう言うなら受け取っておこう」


 部長は顔を真っ赤にしながらお礼を言いました。ああ、イジらしくて可愛いです、部長……!


「そ、それでもし良かったら私とその、つ、つき……つきあ……!!」
「頑張ってください!部長!」
「つきあ……つっ!つきあっ……!!」


 ですが部長は言い切る前に頭から湯気を出して止まってしまいました。部長……!!


「なんだったんだ、この女は……?」


 ヴァーリは首を傾げながらイッセー先輩の方に視線を向けます。


「とにかくイッセー、俺達は何れ決着をつける事になるだろう。アカシアのフルコース、そしてGODをかけて勝負だ!」
「あ、ああ……望むところだ」


 一人だけテンションを上げるヴァーリですが流石に先輩も付いていけずに低い声でそう言いました。


「ふっ、帰るぞ美猴」
「あいよー。そんじゃまた会おうぜ、赤龍帝。俺っちもお前の味見をしたいからな」


 ヴァーリと美猴はそう言って支払いのカウンターに向かいます。


「亭主、これは店を壊した詫び代だ。修理に使ってくれ」
『ア、アリガトウ……』


 闘気をぶつけあった際にお店にヒビが入ったのでヴァーリはメリアさんに修理代を払っていました。そして店を後にしました。


「……はぁ、メリア取り合えずラーメンを一杯くれ」


 部長は倒れて朱乃先輩やアーシアさんに解放されています。空気も変な感じになった中、イッセー先輩は溜息を吐きながら注文しました。



 こうして私達は美食會の幹部であるヴァーリ本体と出会う事になりました。この先どうなるのでしょうか?

 
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