暁 〜小説投稿サイト〜
人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
Second season 神話創生・破壊再生
96話 再会のAlter Ego
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私が悪かったよ才くん!!」
「だからダイヤにチクるのだけはやめてぇ!!!」


ちかなんの見苦しい懇願に俺は慈悲を与える。


「じゃあ今ここでやっとくんだな。曜と俺で見てやるから……」


そうして俺は席に着こうとした……その時。


ピピピピピ!!!


怪人出現の緊急信号が鳴り響く。


「……終わらせてくるから、それまでにちょっとは終わらせとけよ。」
「「ちぇっ。」」
「舌打ちすんなバカチカナン。」


俺と虎太郎は伊口邸を飛び出た。



?????※?????



「ここか……」


俺たちがやってきたのは灯台のある堤防。行ってみると確かに怪人はいた……が。


「なぁ帰っていいか?」
「ダメだ。いくら量産型だろうと片付けるんだ。」
「最近コレばっかなんだよ。俺なんか強敵と出会えない呪いでもかかってんのか?」


最近異様に雑魚怪人に当たる気がする。幾ら俺がムテキだからってコレはねぇだろ……!

と、冗談はここまでにして、変身準備をしようとしたその時。


「「!!」」


明後日の方角からの銃撃が鳴り響く。その方角から現れたのは……赤黒い単眼にフードを被った青いライン仮面ライダー。

どこかで見たような????そんなことを思っている矢先、俺に向かって殴りかかってくる。


「おっと、殺る気あるねぇ。」
「……」
「じゃ、始めますか。虎太郎、コイツは俺が倒すことにする。」

虎太郎が無言で頷いたところでゲーマドライバーをセット、ハイパームテキを起動する。


【ハイパームテキ!】


「ハイパー大変身!!」


【パッカーン!! ムー!テー!キー!】

【輝け〜!流星の如く!黄金の最強ゲーマー!】

【ハイパームテキエグゼイド!】


黄金の星を纏い、ムテキゲーマーへと変身完了する。


「お前の運命は俺が変える。」
「……」


単眼のライダーは再び右拳を突き出すが、俺はそれを堂々と胸で受け止める。無論、ダメージはゼロ。

そのままお返しの右ストレートを打ち込む。たまらず単眼のライダーは大きく吹き飛ぶ。


「さてと……」


【ガシャコンナーガスラッシャー!!】

【ブルームピンク!】


サクラピンクのキーを押し、離れた奴にナーガスラッシャーを起点にした上方からの電撃をお見舞いする。無限の超電撃……俺から観測できるアイツの体力ゲージはいよいよ危険水域へと到達する。

「フィニッシュだ。」

【マキシマムガシャット! キメワザ!】

【MAXIMUM MIGHTY CRITICAL FINISH!!】


規格外の電磁力を纏った飛ぶ斬
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