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夢幻水滸伝
第三百三十三話 アリゾナ州掌握その十二

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「大砲に術に航空機でな」
「そしてトウェイン様もですね」
「攻撃に参加され」
「そうしてですね」
「勝つわ、ただホイットマンがここで降るか」
 フエニックスを攻略してとだ、トウェインは敵の棟梁の一人でありフェニックスを守る星の者である彼のことも話した。
「それはな」
「わからないですね」
「どうにも」
「左様ですね」
「それはな」
 こう語るのだった。
「わからんわ」
「そうですか」
「それは、ですか」
「わかっらないですか」
「街を攻め落としても」
「そやからな」 
 だからだというのだ。
「攻め落として終わりとは限らんこともな」
「頭に入れて、ですね」
「そのうえで戦うことですね」
「そうすることですね」
「そうや、何なら術でソルトレークシチーになり撤退してな」
 瞬間移動を行ってというのだ。
「まだ戦うことも出来るわ」
「そうですね、確かに」
「そうしたことも可能です」
「道具でも移動出来ますし」
「それが可能ですね」
「そやからな」  
 だからだというのだ。
「ここはな」
「これで終わりと思わず」
「戦が完全に終わるまで油断しない」
「そうすることですね」
「そうしてくで」
 こう言うのだった。
「ええな」
「わかりました」
「ではその様にしてです」
「戦っていきましょう」
「フェニックスへの攻撃も」
「ただフェニックスを攻略したら」
 それでホイットマンが降るとは限らない、だがそれでもとトウェインはフェニックス攻略の戦略的意義も話した。
「もうアリゾナ州はな」
「完全に掌握となりますね」
「我々が」
「既に州の他の街や村は殆どがそうなっているので」
「それで、ですね」
「そや、そうなれば」
 トウェインはさらに話した。
「ネバダに軍を送ってあの州も完全にや」
「掌握出来て、ですね」
「さらにユタ州ですね」
「あの州にも軍を送れますね」
「そうして勝てるさかいな」
 だからだというのだ。
「ここはな」
「是非ですね」
「フェニックスを攻略し」
「アリゾナ州を完全に掌握し」
「そのうえで、ですね」
「余裕が出来た戦力を動かしてな」 
 そうしてというのだ。
「さらに攻めてな」
「勝ちますね」
「それを目指しますね」
「左様ですね」
「そうしてくで」
 こう言ってだった。
 トウェインは攻城戦それも総攻撃の用意を進めていった、それはフェニックスを守るホイットマンも見ていた。
 そのうえでだ、彼は自分が率いる将兵達に言った。
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