第十二幕その七
[8]前話 [2]次話
「もうこれでこの場所は元に戻ったから」
「それでだね」
「元の神殿に戻したし」
「それでだね」
「私達もね」
「エメラルドの都に戻れるね」
「そうよ」
今からというのです。
「そうなったわ」
「そうなんだね」
「だからね」
それでというのです。
「これからね」
「飛行船に乗って」
「そして行こうね」
こう言ってでした。
皆で後片付けをした後で仲良く飛行船に乗りました、そのうえでエメラルドの都に戻りましたが戻りますと。
「お帰りなさい」
「只今」
ドロシーはオズマに笑顔で抱き合ってから応えました。
「終わったわ」
「お話は聞いてるわ」
「全部無事にね」
「そうね、これでね」
「この件は終わりね」
「皆納得してくれて」
そうなってというのです。
「それでね」
「終われたから」
「だからね」
それでというのです。
「私もよかったって思っているわ」
「オズマもなのね」
「ええ、そしてね」
「そして?」
「私もね」
まさにというのでした。
「都で政治をしていたけれど」
「順調なのね」
「ええ、そうよ」
「それはよかったわね」
「丁度学校を増やすことでね」
オズの国のです。
「色々お話をして考えていってたけれど」
「それが整ったのね」
「そうなの」
ドロシーに笑顔で答えました。
「有り難いことにね」
「それは何よりね」
「そうよ、それでだけれど」
オズマはドロシーにさらに言いました。
「今丁度宮殿で催しをするの」
「どんな催しかしら」
「隠し芸よ」
それを行うというのです。
「私達の間でね」
「へえ、それをするのね」
「それぞれの得意なものをね」
「そうしたことをして」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「楽しくね」
「やっていくのね」
「そうよ、それで貴方達もどうかしら」
「いわね、じゃあやりましょう」
ドロシーも笑顔で頷きました、そしてです。
皆で隠し芸大会をすることにしました、それぞれ役をしていきますがその中で皆がやることを決めていきますが。
その中で、です。魔法使いはマジックをすることにしましたが神宝達に少し苦笑いになって言いました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ