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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 次の日も反省も兼て軽く練習しようと集まっていた。

「昨日 さくらが押さえ込んだ時 しばらく動かなかったやろー あれ 涙してたんやでー」と、美玖がばらしていた

「ちゃうわー 砂が眼に入ったんやー」

「うそっ 帰りしなにもゆうてたヤン ウチはもう、運動は止めようと思ってたけど、この仲間を見て、ラグビーやって本当に良かったって あの時に実感できたんやって だから、涙出てきたんやろー?」

「うん・・・みんなが後から押してくれた これがキャンキャンズなんやってー みゅんが最初に声を掛けてきて、栞奈が言ってた言葉 それぞれの役割があってみんなが支えてくれるって このことなんやなぁーって・・・ラグビーやって良かった そしたら、涙が・・・ 皆で掴んだトライやった」

「そうやー ウチも見てて 飛び出して行って突っ込みたかったわー なぁ 朝陽?」と、泉希はベンチで悔しかったのだろう

「うん でも 鈴花があの時 ゴール近くまで攻めていってくれたからな 気迫感じたわー」

「先生 なんで あの時 朝陽を替えたん? 調子良かったヤン 朝陽」

「どうしてかなぁー 向こうが だんだんと朝陽をマークしてきてるのがわかったし 朝陽もバテ気味だのようだったから・・替えたら、向こうも戸惑うかなって」

「へぇー 先生って 名監督なんやねー ここまで、ウチ等が結束できたんも先生のお陰やからなー」と、私もからかっていた。みんなが明るかったのだ。

 次の日から2日間練習は休みだったので、春休み最後の日、たっ君におねだりして生駒の山上遊園地に連れて行ってもらうことにしていた。大阪の街並みを一望したかったのだ。それに、花園ラグビー場の姿も上から見てみたかったのだ。

 私は、いつものようにお弁当を作ってリュックで、白いサロペットスカートとベージュのパーカー、ピンクのボーダーのハイソックスとスニーカー。駅前で待ち合わせをして、電車で、乗り換え乗り換えしながらケーブルカーで山上を目指した。たっ君が私の背中を見て、重いやろーと言ってくれたから、水筒だけ持ってもらっていた。

「なぁ 遠足みたいやねー こんなんって 神戸に行った時以来やねー」

「そうだったかなー 前は京都 行ったヤン」

「そうかぁー でも こうやって たっ君との想い出重ねていくねん」

 私達は山上遊園について、最初に展望の開けるところに行って

「あっ すご〜い すごい ラグビー場 ここから見ると小さいねんなぁー あっちに見える高いビル あべのハルカスって言うんやろー? その向こうのん 大阪城かなー 大阪湾のほうはかすんでてあんまり見えへんなぁー」

「うん 春は澄み切ってないからー 遠くまではなぁー」

 その後、サイクルモノレールに乗って、眺望を楽
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