第二話 相手から来たその六
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「そうですね」
「じゃあここでね」
「お互いお話してよかったですね」
「そうね、それじゃあね」
「はい、これからは」
「もっとお話して」
そしてというのだ。
「お互い知っていきましょう」
「そうですね、それじゃあお見合いまで」
「お話して」
「お互いのお家のことを知っていきましょう」
「そうしましょう」
夜空も言った。
「今は」
「それじゃあ」
二人で話してそれぞれの家そして家族のことを意見交換することにした、メールやラインのアドレスも交換してだった。
夜空は白華と親密に話す様になった、お見合いまで少し時間があるがそうしていってお互いの家それに家族のことを知ったが。
「まさに忍者なのね」
「はい、うちは」
白華はまた校舎の屋上で夜空と一緒に弁当を食べながら彼女に答えた。
「お家もです」
「忍者屋敷で」
「色々仕掛けもあります」
「そうなのね」
「ただ危険なものは」
そうした仕掛けはというのだ。
「ないです」
「そうなのね」
「危ないですから」
だからだというのだ。
「まさか戦国の世でもないのに」
「罠とか仕掛けないのね」
「自宅に」
「それでそうしたものはないのね」
「そうなんです」
こう夜空に話した。
「これといって」
「それは何よりね」
「それで夜空さんのお家も」
白華の方から言った。
「お聞きしましたが」
「別に変なお家じゃないでしょ」
「はい」
そうだと答えた。
「普通のお家ですね」
「うちは分家でもね」
忍者の家のというのだ。
「そう言うのとは無縁で」
「それで、ですね」
「私運動音痴だし」
夜空は自分からこのことを話した。
「こうした体格でしょ」
「胸大きいですね」
白華は彼女のそこを見て言った。
「それもかなり」
「いや、胸は関係ないでしょ」
「お尻もですし」
今度は夜空のそこを見た。
「どうにもです」
「そういう風に見えるでしょ」
「はい」
そうだと答えた。
「確かに」
「だからね」
それでというのだ。
「忍術なんて」
「無縁ですか」
「お姉ちゃんもね」
真昼もというのだ。
「同じよ」
「そうですか」
「うん、お姉ちゃんテニス部で」
所属している部活はというのだ。
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