第十二幕その五
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「そうだね」
「ええ、あそこに色々な飲みものやご馳走を用意してもらっているから」
それでというのです。
「今からね」
「あちらに行ってだね」
「今回会議に参加した皆でね」
この顔触れでというのです。
「行ってね」
「そしてだね」
「そのうえでね」
さらにというのです。
「飲んで食べて歌って踊って」
「お祝いをするね」
「そうなるわ」
「予定通りだね」
かかしも嬉しそうに言ってきました。
「本当に」
「ええ、今回は余裕を以てスケジュールを考えたし」
「順調にいけたね」
「それがよかったわね」
「全くだね」
かかしも笑顔で頷きました。
「本当に」
「予定は余裕を以て立てる」
樵の口調はまさにというものでした。
「細かいことまでびっしりと決めてね」
「その通りに進めようとするとね」
「いざという時にね」
「そう、アクシデントやトラブルは付きものだから」
まさにというのです。
「そうしたことに対してよ」
「びっしりと決めた余裕のないスケジュールは弱いね」
「かなりね。そう考えてね」
それでというのです。
「今回はね」
「余裕を以て組んで」
「それがよかったと思うわ」
「というか何でも細かく決めるなんてね」
ボタンは言いました。
「僕としてはね」
「嫌よね」
「僕はそうしたのはね」
ドロシーに言うのでした。
「好きじゃないよ」
「そうよね」
「だからね」
それでというのです。
「今回のドロシーのスケジュールでいいと思うよ」
「そう言ってくれて何よりよ。ただね」
ここでこうも言ったドロシーでした。
「時と場合によっては忙しくて」
「うん、スケジュールも過密になるよ」
魔法使いが言ってきました。
「本当にね」
「そうよね」
「そうした場合はだね」
「私もそうしたスケジュールを組むわ」
「オズマだってそうだしね」
「私も同じよ」
そうした時はというのです。
「本当にね」
「そうだね」
「けれど余裕を以て組めるなら」
そうした状況ならというのです。
「本当にね」
「そうして組むね」
「そうしていくわ」
まさにというのです。
「私もね」
「そうだね」
「今回みたいにね」
「これからもだね」
「そうしていくわ」
こうお話するのでした、そしてです。
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