暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
アーシアがプロポーズ!?謎に満ちた悪魔ディオドラ登場!
128話 二学期開始です!新しい転入生と波乱の始まり!?
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「勝負よ、ゼノヴィア!」
「望むところだ、イリナ!」
イリナとゼノヴィアはリレーで競争していた。力は抑えとけよと言ったのに熱くなって全力になってるじゃないか、全く……
「よお兄貴、久しぶりだな」
「おお、匙じゃないか。久しぶりだな」
アーシアが飲み物を買いに行ったので待ってると生徒会の匙が俺に声をかけてきた、こうして会うのは久しぶりだな。
「兄貴はアーシアさんと二人三脚に出るのか?俺は違う種目だから勝負は出来なさそうだな」
「ははっ、そうなってたら面白かったんだけどな」
どうやら匙は違う種目に出るらしいな。
「そういえば匙、ソーナ会長はだいじょうぶか?なんかリアスさんから聞いたけど今ピリついてるんだって?」
「あ〜……実はそうなんだ。前に若手悪魔が集まる会合があったんだけどそこで悪魔の上層部に自身の夢を全否定された挙句笑われてさ、それで焦っちゃってるんだと思う」
「ソーナ会長の夢?」
「ああ、会長は冥界に学校を建てたいんだ、それも一般の下級悪魔が通える学校を」
「下級悪魔が?」
匙にソーナ会長の事について聞いたらやはり良い状態ではないようだ。すると匙がソーナ会長の夢について話しをし出した。
「兄貴は冥界の教育がどうなっているか知ってるか?」
「いや知らないな」
「冥界では基本的に貴族しか教育を受けられないんだ。一般の下級悪魔は最低限の読み書きを教わって上から与えられた仕事を延々とこなす事しかできない、自分で違う事をしようとしても知識が無いからできないし上に上がるチャンスもない……転生悪魔と違って出世も出来ないんだ」
「なるほどな……」
転生悪魔は上級悪魔の転移の駒でなるのでレーティグゲームに参加できるし力を示しやすい、それによって中級や上級にもなれるらしい。
だが一般の悪魔は下級として生まれたら基本的に下級のままのようで上に昇給することは滅多にないみたいだ。
「会長は本当に優しい人でさ、下級悪魔にも寄り添って色々考えてくれているんだ。だから下級の悪魔でも上に上がるチャンスをつかめる為にまずは知識を得て学ぶことが大事だって話していた」
「確かに知識があれば出来ることは増えるからな」
「あとレーティングゲームに特化した科も作りたいって話してた。もし下級の悪魔でもレーティングゲームに参加できるようになったら力を示せるしもしかしたら下級から魔王になんて夢も広がるじゃないか!」
匙はまるで夢を語る子供のように生き生きとして話を続けていく。
「でもそういうのって上が嫌がったりしないのか?例えば悪魔の上層部とか……」
「ああ、まさにその通りでこの前の会合で会長が夢を語ったら上層部の奴らにボロクソに言わ
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