暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
アーシアがプロポーズ!?謎に満ちた悪魔ディオドラ登場!
128話 二学期開始です!新しい転入生と波乱の始まり!?
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在であるグリゼルダさんと養子縁組をしたのか。彼女とは夏休みの最初の方で一回会ったことがあるんだけど良い人だったよ、ゼノヴィアの事をお願いしますって頼まれたから学園生活でも助けてやらないとな。


 ただ熱心な信者だからか勧誘が凄かったのがアレだけどな……


「まあいずれはお前の名字を貰うつもりだからあまり長くは付けていられないかもしれないな。ゼノヴィア・ヒョウドウ……うん、こっちも楽しみだ」
「気が早すぎるぞ……」


 顔を赤くしながらそう言うゼノヴィアに俺まで恥ずかしくなって顔を赤くしてしまった。


「兵藤イリナ……えへへ、いいかも?いっそ婿養子に来てもらって紫藤一誠もアリかな?」
「アーシア・ヒョウドウ……良いなぁ、早くそうなりたいなぁ……?」


 イリナとアーシアが何かを想像していやんと体を揺らしていた。なにを想像しているんだ。


「コホンッ、まあさっきも言ったが分からないことがあったらなんでも聞いてくれよな」
「うん、分かったよ」


 とにかくこうしてゼノヴィアとイリナが駒王学園に通う事になったんだ。新しい仲間も増えて学校が賑やかになりそうだな。


 因みに帰ってオカルト研究部の皆にこのことを話したら大層驚いていたよ、そりゃそうだよな。


―――――――――

――――――

―――


 それから3日ほどが立ったが二人は駒王学園に早くもなじんでいた。元々好奇心旺盛で積極的なゼノヴィアと人当たりが良く明るいイリナは直に人気者になっていったんだ。


 まあ半面俺の評価は結構下がったけどな。やはりこの二人に好意を向けられているからだろう。


 四六時中俺にくっ付こうとしたり何かあったら直に寄ってきて甘えてくるんだ、そりゃ男子生徒は面白くないだろうし女子生徒は女をはべらかすクズにしか見えないからな。


 まあ今更だし別にいいさ、正直優越感も感じてるし。


 前に「お前なんかに小猫ちゃん達は相応しくない」だの「全員を脅すなんて最低だ、俺が小猫ちゃん達を解放して見せる!」と好き放題言われたので、ちょっとイラっとして学園に来れない黒歌を除いた俺の恋人達を抱き寄せて男子生徒達に見せつけてやったら皆発狂してたぞ、その後追いかけっこになったけど。


 そんな二人だが部活は料理研究部に入る予定らしい、転入生は暫くは部活に入れないからな。


 俺は「部活くらい好きにやればいいんじゃないか?」と二人に行ったが「美味しい物が食べられるから」と言われて納得した。


 まあ流石に食ってばかりはアレなので少しくらいは二人にも料理が出来るようになってもらわないとな。まずは紫色の物体を作ってしまうのを止めさせよう。


「それじゃ体育祭
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