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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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々 スタンドに入れ センターは美鈴が入れ」と、ハーフタイムの時に、紅林先生が
「先生 ウチ 大丈夫だよ 出来る」
「無理するな! 戻ってくるとき、引きずってたじゃぁないか 全員プレーだ それと、今度は向こうはフォワード中心で攻めて来るぞ 固めろよ!」と、後半が始まった。
私達のドロップキックから始まったのだけど、繭子は直ぐにスタンドオフの充ちるにパスをして、充ちるはフォワードの後ろに逆方向のパントを上げて、怒涛のようにフォワードを中心に攻めてきて、止められなくて、あっという間にトライされてしまった。この時19-8だった。
「1ゴール、1トライかぁー」と、私は・・・朝陽に託そうと思った。そして、璃々に・・・「あれ やるよ」と、璃々とは初めてなんだけど「わかった」と返事が返ってきた。そして、逆サイドに位置した朝陽に眼でサインを送ると頷いていた。
キックを受けた桜が突っ込んで行って、美玖と栞奈も・・・私は、スクラムからを想定していたのだけどもラックから出たボールを無理やり右に流れて行って、繭子とフォワードの連中を引き付けて、後ろの璃々にパスを・・・璃々は、逆サイドの朝陽に長いパスを・・・そして、朝陽はステップをしながら相手を振り切って、追いすがる相手にも差を広げてフリーになって、ポストの真ん中に飛び込んでいた。
その後、朝陽に代わって鈴花が入って、そして、終了間際になって、桜が
「みゅん 時間無いからな 今度ボールが出たら、相手のスタンド目掛けて突っ込んでいきな、ウチ等がフォローするから、意地でも持って行くよ さっきの仕返しだ」と、さくらがボソッと言ってきた。
その直ぐあとに、ラインに回してゴール近くで鈴花が掴まって美鈴がラックを作って、ボールが出た時、私は璃々にパスをする振りをして真直ぐに突っ込んで行って、栞奈にパスを・・・その後は美玖が突進して受けて、さくらに・・・そして、私も璃々も参加して押して行った。向こうは、タッチラインに押し出そうとしていたけど、最後は美鈴と鈴花が参加してきて全員でゴールラインに倒れ込んでいた。最後は、さくらがしっかりと押さえ込んでいたのだ。そして、彼女はしばらくの間、動かなかった。コンバートは失敗していたけど、終了のホイッスル。19-20で勝った! 私達の大きな1歩だった。でも、璃々が「喜んで飛び跳ねるのはダメよ 普通にしてよー まだ 1歩なんだから」と、皆の歓びを押さえていたのだ。
「やられましたなぁー 試合前は甘く見ていたんですがー 試合が進むにつれて強くなってきていた フォワードなんかはほぼウチの正規なんですよ 互角にやり合っていた 素晴らしいですね タックルなんかでも確実に膝に決めて・・なかなか中学生の女子では出来ないんですわー それに、ひとりひとりが・・・良いメン
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