暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第127話 イッセー&リアスタッグ結成!挑め、初代グレモリールネアスへの挑戦!
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うとするので困惑していた。あれは長くなるな……


 その後も俺達は思い思いに過ごしていたんだけどルネアスさんが急に何かを言い出したんだ。


「そうだ、折角起きたんだし何か催し物が見たいわ」
「なるほど、古の約定ですね」
「えっどういうこと?」


 ルネアスさんの言葉にジオティクスさんが頷いた、リアスさんは何のことか分からないようで首を傾げながら質問する。


「うむ、初代様が起きられた際はその代の当主がダンスや歌などで初代様を楽しませるのがグレモリー家の隠されたルールなのだ」
「そうだったの?でも私は……」
「ああ、リアスは次期当主の座を降りたからな。そうなるとミリキャスになるのだが……」
「流石に急に催し物を出せなんて言っても無理よ」
「それならいい話があるよ」


 ジオティクスさんとリアスさんの会話にサーゼクスさんが割って入った。


「お兄様、いい話って何かしら?」
「実は君たちにサンバを踊ってほしいと思っていたんだ」
「えっ?どうして?」
「いやぁ実はちょっと企画で使う事になってね……」
「どんな企画よ……」


 何故かサンバを踊ってほしいというサーゼクスさんに俺達は困惑した。なぜサンバなんだ?


「歌の方はミリキャスに練習してもらっているから踊りは君たちに任せたい、グレイフィア」
「はっ、こちらに」


 グレイフィアが指を鳴らすと魔法陣が出てきてそこから衣装が出てきた。どれもテレビや雑誌などで見たサンバの衣装だ。


「皆様のスリーサイズは既に魔法で把握していますのでご安心を」
「いやいきなりそんな衣装出されても私達は納得していないんだけど……」
「リアス姉さま、姉さまは僕と催しをするのは嫌ですか?僕姉さまと一緒にやってみたいです……」
「うっ……」


 グレイフィアさんにやりたくないという表情でそう言うリアスさんだったが、ミリキャスの悲しそうな顔を見て言葉を詰まらせた。


「……可愛いミリキャスのお願いなら仕方ないわね、みんなやるわよ」
「ははっ、まあたまにはいいですね」


 渋々やる気を出すリアスさんに俺は苦笑しながらそう答えた。


 そして着替えてみたがなるほど、こんな感じか……


「祐斗はよく似合ってるじゃないか、流石美形が着ると華になるな」
「イッセー君だってよく似合ってるよ。薔薇でも銜えてみたらどうだい?」
「よせって、似合わねぇよ」
「イッセー先輩、僕はどうですか?」
「応、相も変わらず女装なんだな」
「えへへ、趣味ですから」


 祐斗とお互いへの感想を言い合う、そしてギャスパーはやはり女性の衣装だった。


「ううっ……皆の前でサンバを踊る事になるなんて……しかも何で
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