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星河の覇皇
第八十五部第五章 北京宣言その二十二

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「飲茶の内容は色々よ」
「それが飲茶ですね」
「飲茶のいいところですね」
「様々なものを食べられることが」
「それで海老やフカヒレの蒸し餃子を食べて」
 そうしてというのだ。
「焼売に餅、それに小龍包を食べたわ。あと八宝菜もね」
「よく召し上がられましたね」
「そうして楽しまれて」
「そのうえで、ですね」
「働いているわ、こうしてね」
 今そうしているというのだ。
「デザートはフルーツの盛り合わせだったわ」
「ビタミンも補給されましたか」
「フルーツで」
「そうされましたか」
「そしてね」 
 そのうえでというのだ。
「今働いているわ、ただお酒はね」
「それはですね」
「飲まれていないですね」
「そうですね」
「そちらは」
「ええ、こうしてお仕事をしないといけないから」
 だからだというのだ。
「控えたわ、そもそも私はお酒はあまり飲まないわね」
「そうですね、確かに」
「首相はお酒はあまり、ですね」
「左様ですね」
「嫌いではないけれど」
 それでもというのだ。
「お仕事に差し支えが出るから」
「だからですね」
「あまり飲まれないですね」
「夜お休みになられる前にですね」
「飲まれる時もありますが」
「あまり、ですね」
「ええ、首相になってからは特にね」
 ルワンダの要職の中の要職大統領に次ぐ地位に就いてからはというのだ。
「そうしているわ」
「お酒もいいですが」
「やはりお仕事に支障が出ますね」
「首相としての業務に」
「そうなりますね」
「だからね」
 それ故にというのだ。
「今は控えているわ、まあ飲まない分ね」
「健康である」
「そう言われますね」
「首相としては」
「左様ですね」
「私はウイスキーが好きだけれど」
 この酒はこの時代でも連合全体で飲まれている、強い蒸留酒だ。
「あれをおつまみなしでストレートに飲むわ」
「ウイスキーをストレートで」
「しかもおつまみなしで」
「それで、ですか」
「他のお酒を他の飲み方でも楽しむけれど」
 それでもというのだ。
「好きな飲み方はね」
「そちらですね」
「もう一気に飲まれる」
「そうされますか」
「ええ、氷も入れないで」
 ロックつまり水で割りもせずにというのだ。
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