第八十五部第五章 北京宣言その二十
[8]前話 [2]次話
「もう一つあるわ」
「左様ですね」
「中央政府は今は権限を拡大させています」
「その状況が続いています」
「このまま権限を拡大させていくと」
「我々としては」
「各国政府としてはね」
言うまでもなくその中にはルワンダ政府も入っている、コサカはそのルワンダ政府の首相として今話した。
「それはね」
「どうしてもですね」
「受け入れられませんね」
「我々の権限を脅かすので」
「それはどうしても」
「だからね、中央政府に対する為にも」
その為にもというのだ。
「我々が権限を強める」
「まさにその為にですね」
「我々としてはですね」
「この度宣言を出す」
「そうしますね」
「そうよ、相手の伸張を止める」
この場合は中央政府である。
「その為にね」
「我々も権限を拡大させる」
「そうなる様にしますね」
「だからですね」
「ここで手を打つ」
「その為の宣言ですし」
「連合各国が集まったのよ」
そうなったというのだ。
「実際にね」
「それでは」
「いよいよ宣言を出しましょう」
「これから」
「そうしましょう」
「その為の最後の調整は終わったわ」
各国政府の首脳間のそれがだ。
「だからね」
「後はですね」
「我々としてはですね」
「この後はですね」
「大統領に」
「お話するわ、大統領はね」
コサカはルワンダの国家元首の名も出した。
「今もご多忙だけれど」
「はい、祖国で」
「内政に専念されています」
「この度は首相にお任せしていますが」
「それでもですね」
「その期待に添える為にも」
まさにというのだ。
「私達はね」
「是非ですね」
「ここはですね」
「ことを果たす」
「そうされますね」
「必ずね」
こうスタッフ達に話した。
そして青いコーヒーを飲んでから述べた。
「その為にもね」
「コーヒーですか」
「それを飲まれますか」
「そうされますか」
「力を出す為に」
「コーヒーには覚醒作用があるわ」
このことについても話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ