第八十五部第五章 北京宣言その十八
[8]前話 [2]次話
「それをです」
「これからはですね」
「はい」
まさにというのだ。
「我等各国もです」
「その軍は、ですね」
「流石にゾロアスター級超巨大戦艦やティアマト級巨大戦艦は無理かも知れないですが」
「特にゾロアスター級は」
「あの戦艦は一個軍集団を率いる役目をもありますので」
連合で言うと百個艦隊である。
「流石にです」
「各国が持つには過ぎていますね」
「ティアマト級も」
この戦艦もというのだ。
「やはりです」
「難しいですか」
「あの艦艇も」
どうしてもというのだ。
「そうですが」
「それでもですね」
「他の通常艦艇はです」
戦艦や空母そしてその他の艦艇達はというのだ。
「艦載機、戦車等陸上兵器も含めて」
「最新鋭のものをですか」
「使用出来る」
「このこともですね」
「認めてもらいます」
中央政府に対してというのだ。
「その様にしてもらいます」
「そうですか」
「無論旧式の兵器を使ってもです」
マックリーフも言ってきた、やはり各国が集まると大国の発言が重視され実際に彼等もよく発言する。
「いいです」
「そこは自由ですか」
「ですが旧式兵器でないといけない様な」
「そういうことはですね」
「あらためて」
そうしてというのだ。
「そしてです」
「最新鋭の兵器をですか」
「我々も使える様にします」
「そうなれば」
コサカは考える顔で話した。
「私達もです」
「より確かに国防を担えますね」
「はい」
確かにとだ、コサカはマックリーフにも答えた。
「そうなります」
「中央政府には中央政府の政策がありますが」
「我々には我々の政策がありますね」
「それによってです」
まさにというのだ。
「今我々は動いていますので」
「それだけに」
「今回はです」
「その国益を手に入れる」
「その為に我々は今こここにいます」
マックリーフは言い切った。
「北京星系のこの場に」
「そういうことですね」
「そしてです」
「これからですね」
「宣言を出す為の最後の調整をです」
それをというのだ。
「ここでするのです」
「そうですね、では」
「お話していきましょう」
「わかりました、それでは」
コサカはマックリーフの言葉にも頷いた、そうしてだった。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ