暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
11-9
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
トの響子先輩、美玖先輩、璃々の4人になっていた。それからは、私と響子先輩の二人が先頭を走っていて、少し遅れて美玖先輩、璃々と並んですみれの姿が見えたのだ。「すみれ・・・」と、私も頑張って元気をもらっていた。

 私が最初にゴールして、次は響子先輩。ゴールの手前で私が振り切っていたのだ。遅れて、美玖先輩、璃々の順。そして、すみれがゴールして倒れ込んでいた。

 やっぱり、先にゴールしていた道弘が最初にすみれのもとに駆け寄っていたのだ。私は、絞ったタオルを持っていったのだけど

「頑張ったな すみれ」

「うん 道弘が ジョギング誘ってくれたからな 走れた 道弘はトップやったんやろ?」

「あかん サッカー部に負けた 2番目やった」

「それでも すごいヤン」

 と、二人の間には入っていけなかったのだけど、躊躇している私からタオルをひったくって、先に泉希がすみれの元に駆け寄っていた。ぼぉーとしていると、璃々がわきに寄って来て

「あの子 根性あるね 運動部にも入ってへんねんやろ? 小学校の時も、確か 最後 抜かされたワー」

「すみれのことかぁー? あの子 ピアノやってるから、お母さんから運動部はダメって言われてるんやってー そんでも、太ると道弘から嫌われるからって ジョギングだけはやってるんちゃうかなー」

「あぁー 陸上部の子なぁー・・・ 小学校の時から仲 良いみたいネ」

「うん 家も近所で幼稚園からみたいよ それとなく 道弘も見守ってるみたいやネン」

「ふぅ〜ん そーいう子が傍におって うらやましいネ みゅん等 グループで仲よさそうにやってたもんなー」と、璃々は二人のほうを見ていた。何かを感じるとこがあるのだろうか

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ