第二章
[8]前話
「競馬で女の子?」
「競馬の馬が女の子になってるゲームがあるんだ」
「そうなの」
「今は軍艦でも国家でも擬人化、人になって創作されていてな」
そうなっていてというのだ。
「馬もだよ」
「そうなってるの」
「刀もな」
「刀もって」
「それで馬は女の子になってな」
夫はさらに話した。
「ゲームにもなってるんだよ」
「そうなのね」
「それでそのゲームが凄く面白くて」
それでというのだ。
「遊んでる馬の名前も覚えてて言ってるんだよ」
「そうだったのね」
「ギャンブルはしないさ」
これは絶対だというのだ。
「何がいいかわからない位だよ」
「あなたはそうよね、だからおかしいと思ってたけれど」
「そういうことだったんだよ」
「そうなのね」
「それでこれからな」
妻に笑顔で話した。
「そのゲームするな」
「それじゃあね。しかし刀も人になるなんて」
妻は夫が話したこのことにふと思った。
「面白そうね」
「ああ。そっちも人気あるよ」
「そうなのね」
ここからだった、妻はそのゲームに興味を持ちふとはじめてみた、すると彼女は刀の名前を言う様になった。夫婦それぞれで馬と刀に詳しくなったのだった。
馬と言っても競馬じゃない 完
2024・1・17
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