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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 次の日、ジョギングの恰好で3人は集まって、河川敷のほうへ。

「寒いやんけー」

「走ってるうちに汗出て来るよー 行くよー」と、泉希ちゃんはさっさと川に向かってっいった。利勝君に続いて私も走り出したのだが、確かに、以前と違って利勝君は身体が重そうで、足を出すごとに揺れているお尻を見ながら後から走っていた。

 河川敷に着いて、2段目の土手沿いを走っていたのだけど、100mぐらいからもう利勝君は遅れ出して、2qぐらい走った時には、500mぐらい離れていた。

「ハァー ハァー いきなり こんなん 無理だよー」と、私達のとこに着いた時に

「そんだけ 利勝がぐうたらしてたからだよー 少し 休んだら 折り返すよ あと1往復半」

「えー 無理 無理」

「無理ってことあるかー ウチの知ってる利勝は そんな軟弱な奴 ちゃうでー ほらっ ファイト!」と、泉希ちゃんは、又、反対方向に走り出して、利勝君も渋々走り出していた。それから、何とか1往復半した時、ぜぇーぜぇー言いながら走ってきた利勝君を見て、泉希ちゃんが

「もう 限界か? ここまでにしょっか?」

「そーだよ なんで ここまでー 泉希 恨みあるんか?」

「そんなことないよ ヘタレな利勝 嫌いやモン そんなんやったら 璃々にも嫌われるでー ほらっ 帰らなあかんやろ? もう一回あっちまで がんばろー」と、泉希は、又、走り出した。

 そして、ゴールした時には、遅れて走ってきた利勝君はへたり込んでしまって

「うん この調子で走っていれば 前の利勝が戻って来るわー そやなー まだ10時ごろやろー かっちゃん まだ 開いてへんしなー 一回 帰って シャワーしてくるわー 12時集合な かっちゃんとこで」

「えー なんやー 本気やったんかー? お好み焼き」

「あたり前ヤン ウチもみゅんも いつでも 本気やー なめたらアカン」

 12時にお店の前で集合して、泉希ちゃんはそんなに厚くない黒のセーターと赤のタイトな短めなスカートにマフラーをして駆け足で来た。私は、家の近くなので、やっぱり薄手のグレーのセーターにキュロットだった。

「なっ 明日からはちゃんと学校に来るんやでー」と、言いながら泉希はさっさと豚玉を頼んで、私はいか玉、利勝君はやきそばにしていた。

「うん まぁなー 行くよー 多分」

「なんや 約束できひんのかいなー そうやー みゅん たっ君に頼んで、迎えにきてもらいーなー」

「えっ そんなん 頼むのー」

「顔ぐらい 知ってると思うでー それに 同じ不登校の経験者やー 通じるとこあるんちゃうやろか?」

「泉希 それは言い過ぎやろー 泉希やなかったら 飛び掛かってるでっー!」

「ごめん ごめん ウチ 利勝を元気づ
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