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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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入るからネ」と、ドァを開けると、カーテンも閉め切ったままで薄暗い部屋で利勝君はパソコンに向かったままで、こっちを見もしなかった。

「何してんのん! 学校にも行かんでー」と、泉希ちゃんが大きい声で言っても、知らんぷりだったので、泉希ちゃんは、利勝君のヘッドホーンを外して、耳元で「何してんのん」と、叫んでいた。

「なんやねん 今 ええとこやのにー」と、ようやく反応した。

「なにが ええとこやー ゲームやんかぁー 心配して来てんのにー」

「別に 心配してくれへんでも ええでー ほっとってくれたらええねん」

「あほかぁー ほっとかれへんヤン 学校にも来てへんやないかー あのなーウチ等 小学校からの幼馴染やろー 一緒に遊んでたやないかぁー なんで そんなんになってしもぉーたんやー」

「泉希は あぁー みゅうみゅんと 頑張ってるやないかー それで ええやん」 確かに、前に比べると、青白くてポッチャリしてきていると感じた。

「利勝! 小学校の時は 頑張って走ってたヤン あん時 恰好ええヤンって思ったんよ 意外と」と、私も、何を言ったら良いのか・・・でも、元気づけようと

「あぁー あんなん 前の話やー 今は、ゲームしてる方が、誰にも気も使わんしー ゲームの中では相手してくれるヤツがいっぱい居るしなー」

「あんなー そんなん 逃げてるんやー 自分からも・・・ もっと 生きてる人と仲間つくらなアカンってー ゲームの中では、助け合われへんでー ゲームだけの話やー 仲間は困った時には実際に助け合えるし、ゲームの中とは違う歓びがある! それが、生きてるってことやでー なぁ 学校にはそれがあるんやでー だから、それを見つける場やー」と、私は、利勝君の手を取って訴えていた。

「みゅうみゅんの言うことはわかるでー 僕も 中学には希望を持って入ったんやー だけど、友達もできひんでなー ゲームの話も共通できる奴もおらへんかったしな 僕は、あんまり運動好きちゃうからな この辺りも、同級生おらへんかったから 余計に 仲のええ奴出来なかったんやー」

「そんなん みんな 違う小学校から集まってるんやから 当たり前ヤン 違うとこから来てるんやから、新しい友達ができるんやないのー? バッカみたい そんな奴やったんかぁー 勝手に好きなようにしたらええねんけどー」と、泉希ちゃん突き放しかかっていたけど

「なぁ 友達なんて 待ってても できひん! 自分から飛び込んでいかんとー まだ 1年は終わってへんヤン そんなことで学校生活 棒にふるんかぁー? ウチ等 まだ 未来が広がってるんやでー なぁ なぁ ウチもクラスに仲のええ男の子おらへんけどー 女の子は仲間が居るで 璃々やろー 朝陽に栞奈 そやから 一緒にやろー?」

「・・・僕なぁー 泉
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