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星河の覇皇
第八十五部第五章 北京宣言その六

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「もうね」
「どうにもならないですね」
「左様ですね」
「それではです」
「政策の発展にも限りがありますね」
「ええ、だからね」
 歴史のそうしたことを見てもというのだ。
「複数の健全なかつ能力がある政党がね」
「必要ですね」
「どうしても」
「左様ですね」
「民主政治においては」
「そして今の我が国の野党は」
 集権派である彼等はというのだ。
「相手である私から見てもね」
「有能ですね」
「政権を担えるまでに」
「そうした政党ですね」
「だからこそね」
 そうした相手だからだというのだ。
「私としてもね」
「油断出来ない」
「油断すれば敗れる」
「そうなりますね」
「そうなるわ、今の野党には目立ちたかりで騒がしいだけで中身のない政治家もいないわ」
 その二十世紀から二十一世紀にかけて日本の革新系の政党に多く出たそうした輩はというのである。
「例えいてもね」
「消えますね」
「そうした政治家は」
「左様ですね」
「日本そして連合の有権者はシビアよ」
 投票する彼等はというのだ。
「市民はね」
「無能な政治家には投票しない」
「左様ですね」
「そうした政治家はですね」
「落選しますね」
「そうよ、無能な政治家はね」 
 そうした中身のない政治家はというのだ。
「もうよ」
「その無能さを露呈しますと」
「その時点で終わりですね」
「選挙で敗れてです」
「そのまま消えますね」
「そうなるわ、政治家は確かに人気が必要だけれど」
 その為には目立つことも必要だというのだ、このこともまた事実である。
「そけれどね」
「それでもですね」
「確かな人気には能力が必要ですね」
「政治家としてのそれが」
「左様ですね」
「例え人気があってもね」
 それでもというのだ。
「無能ならね」
「その人気もすぐに消えますね」
「そうなりますね」
「その時点で」
「無能であることが露呈されては」
「そうなるわ、だからね」 
 それでというのだ。
「連合ではね」
「有能な政治家が残る」
「当選しても無能な政治家は消える」
「そうなりますね」
「そうよ、そして野党の彼等も」
 政治家達もというのだ。
「有能な人材が揃っているわ」
「政権を担えるまでに」
「そこまでの政党ですね、野党にしましても」
「左様ですね」
「そうよ、無能な野党は不要よ」
 伊東はこうまで言い切った。
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