暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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ドギァしてるからって、お構い無しでな こっちが怖い」
次の日、先に学校に集合して、軽く練習をしてから、上からジャージを着て、皆で向こうに向かった。バスに乗って、電車で1駅、そこから歩いて15分程の所。グランドには20人程の生徒が走っていた。その中に女の子が2人。
「やぁー 始めまして 監督をしている大原野です」と、紅林先生に挨拶をしてきた。先生と璃々だけ自己紹介をして、後、15分程で男子の練習が終わると言うので、その間に私達は横でパスをしながらのジョギングをしていて、グラウンドに入った時、最初に私達のラインを作ってのパス廻しから始めた。この時は、美鈴と鈴花も交代で入っていたのだ。そして、泉希はやや浅めに位置していた。早く、朝陽までボールを廻す為だった。
そして、相手のフォワードに男の子3人、レギュラーの2年生だと言っていた。スクラムは組むけど、タックルは禁止で、ハーフとスタンドオフに向こうの充ちる、繭子が、センターとウイングは美鈴と鈴花が立って、試合形式で練習することになった。
最初は、泉希が掴まったり、璃々がフォワードの男の子達に掴まったりで、朝陽までボールが渡らなかったのが、私とか泉希がなんとか璃々から逆パスをもらう様に走って、朝陽に繋いだりして何とか突破していた。
そして、最初の合図を泉希に送って、泉希はだんだんと深い位置に変えていて、「桜でいくよ」と、泉希にパスが渡った時に璃々とラックを組むように突進して行って、フォワードが集まった時に、出たボールを私は低いキックでウィングの後ろ目掛けて・・・朝陽が走って突破していたのだ。
それからも、1〜5のサインを実行して攻めていたのだ。そして、攻守が変わった後も、泉希と璃々は着実にタックルを決めていた。
「いや いや ビックリですよ ウチの子に聞いていたけど、まだ半年程でしょ どうして ここまでになるカナー 1年2年生でしょ? それも、9人居るんだぁー 今年 すごいことになるでしょうネ 単独チームでここまでやるんなら 大阪代表とも渡り合える可能性ありますネ」と、終わった後、大原野監督が
「いやまだまだですよー タックルとかボールを奪い返すことなんか、練習してないですから 実践的なことは・・」
「いやいや 皆が走るの速いですよねー 特に、ウィングの子 スワーブとかステップジャンプを使ってくるし、走り出しが速いんだ 中学生ではなかなかいないですよ スクラムハーフの子もそうだ フォローも速いし、切り返した後のダッシュがすごい サインプレーなんかにもやられてしまった ウチの男子たちも驚いていた 実は、ウチの子二人もなかなか実戦の機会がなくってネ 男子と一緒にやってるんだがー 二中にも大阪代表の子が居るんですよ だから、桜中の話を聞いてネ この地域だけのチー
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