暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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4日からは会社も初出勤の日で、挨拶の後、じっちゃんはばっちゃんとふたりで挨拶まわりに出掛けて行った。事務所ではヨッさんが電話番と伝票の整理みたいなのをしていたが、割と時間を持て余しているみたいだった。
「おはよう ヨッさん 暇なんでしょ?」
「おはよう みゅうみゅん」
「ねぇ 休みの間 泉希とデートした?」
「はぁー 昨日 ラグビー観に行きました 花園」
「あっ そうなんだ 泉希と・・・ねぇ 興奮するでしょう?」
「そーでんなぁー けっこう おもろいかなぁー でも、寒かったですわー」
「だろうネ なぁ お昼ご飯 つくったろうか?」
「あっ いや サンドイッチ持って来とるんですわー 気ぃつこうてもろてすんまへんなぁー」
「べつに 気つこぉーたんちゃうけどなー」
泉希からの電話が鳴って
「なぁ なにしてるん? 暇やろ? フォーメーションの打ち合わせとか せーへん?」
「あっ 昼過ぎに たっ君と会うことになってるねん・・・3時頃 行くわー で ええ?」
私は、お昼はご飯に朝の残りの味噌汁をかけて、お漬物とでぶっこんで、ニットのキャップと山吹色のダウンを着てマフラーを巻いて公園に向かった。脚はそうでもないのだけど、上のほうは寒さが応えるのだ。去年は感じなかったんだけどなぁー 向こうの冬とはさすがに違うと思っていた。
たっ君の姿が見えて、手を振りながら駆け寄って行った。
「ふぅーふっうー 寒いね」
「今日は 風邪が無いからそーでもないよ そんなに 全力で走って来んでもええやんか」
「まぁ そやけどな ついな」と、持ってきたタオルハンカチを敷いて座ったら
「大丈夫か? ダウンしか見えないけど 穿いてるのか?」
「心配しないで 穿いてますよーだ」と、ダウンをめくった時、スカートと一緒に中のスパッツも見えてしまった。
「アハー みえてしもーた 黒のスパッツね 残念やったネ 冷えるからな みゅうみゅんはネ 急にオシッコしたなるネン」
「まぁ 女の子って みんな そんなもんやでー」
「そーかな そんなん 気にしたこと無かったからー なぁ 明日から練習やろー 11時からウチ等にグラウンド使わせてくれるんやって そやから、この後、泉希と打ち合わせするんやー」
「あっ そうかー この前みたいなんやー で なんか 恰好ついてたな キャンキャンズ」
「そやでー ウチ等の相手に着いてナ ダミーで」
「あぁ みゅうみゅんの為やったらー 監督がええって言ったらな」
「うん ウチ等 色仕掛けで頼み込む」
「アホっ でも みゅうみゅんは 知らんうちにみんなを抱き込むからなぁー」
「なんか 抱き込むって 微妙な言い方やなー 共
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