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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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なんだろう?」

「えぇ 京都の良い所でゆっくりします」

「あのねぇー みゅうみゅんも行きたいって 言ったんだけど みゅうみゅんが行けないとこに行くみたいだよ」

「そうかー まぁ 若いんだからな ゆっくりしなさいな」

 そして、ばっちゃんが干物を買って、別れる時、私は渡来さんのほうにバイバイすると振り返してくれていた。そして、じっちゃんに何が食べたいと聞かれて、私は天ぷらと応えていたので、じっちゃんはあちこちに電話をしていて、まぁ 開店前だけど、なんとか いいよって言ってくれた店があったからと、そのお店に・・・路地を入って小さなビルの地下にお店があった。中は白木のカウンターで8席だけのお店。

「いらっしゃいませ 社長 今日も お仕事だったんですか?」

「いや まぁ 挨拶みたいなもんだよ こっちはワシの家内と娘だ」

「いらっしゃいませ 社長にはご贔屓してもらってます それと・・・」と、ばっちゃんに挨拶をして、私のほうを見ていたら

「ふっ 冗談だよ 実の娘の子だよ! 孫だよ 可愛いだろう?」

「でしょうね 一瞬 びっくりしましたよ でも 可愛いっていうより なかなかのべっぴんさんですなー」

「だろう? 去年からな 沖縄の離れ小島から、ウチに来て 一緒に住んでるんだ」

「そーなんですか」と、お店の人は奥に行って、しばらくして出てきて、最初に揚げてくれたのは、白身魚と海苔の天ぷらだったけど

「これは、沖縄のではなくて、奄美の島ラッキョウなんですけどね これを揚げますワ 懐かしいでしょう?」と、それを揚げてくれたのだ。

 私は、それを食べていると、懐かしくて・・・

「どうしたの? 実海ちゃん 泣いているの?」

「うん 懐かしい味がするし おとんが一生懸命 山で作っていて・・・ 島の特産品にするんだって・・・島の味がする こうやって みゅうみゅんの島のも こっちで扱ってくれればいいなぁーって こみあげてしまった ごめんなさい」

「そうか 実海は 感情が激しいからなー ここのは うまいからな そうだ 車海老は確か 沖縄のものだって言ってたな」

「ええ ありますよ 養殖物ですけどね あとで お出しします」と、雲丹とプチプチの魚卵の和え物の小鉢を出しながら・・・。

 その後も、里芋とか銀杏 野菜とか 穴子とか烏賊が出てきて最後に、車海老というのが、私は一口ずつ食べながら、又、涙が出てきていた。

「今日は ウチ どうしたんだろう 涙が出てきてしまってー」

「そうか 故郷を想いだすんだろう よかった 実海はそれだけ 情緒が豊かなんだよ ただお転婆娘っていうだけじゃぁ無くってな」

「へぇー お転婆なんですか? 見えないなぁー 静かなお嬢さんにしか」

「そ
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