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おぢばにおかえり
第七十八話 教会長さんその二十九

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「だからね」
「そうしたこともすることですね」
「時としてやるべきかも知れないわ」
「そうなんですね」
「阿波野君は極端だけれどね」
「暴力教師大嫌いですよね」 
 そのことがわかります。
「それで嫌いになりますと」
「徹底的よね」
「もう何でもしますから」
「けれどそうした先生がいたら大変でしょ」
 白石さんの奥さんは私に言いました。
「生徒の子達が」
「そうですよね、暴力受けて」
 誰が大変なのかは明白です。
「本当に」
「そう考えるとね」
「新一君はこの場合は正しいですか」
「学校のことって警察動かないこと多いから」
「治外法権なんですね」
「それで教育委員会も揉めごと隠すから」
「それいじめとかでもありますね」
 よく聞くお話です。
「校長先生まで隠蔽して」
「もっともばれたら日本中から吊し上げだけれどね」
「新一君みたな人達にですね」
「そうなるわよ」
「悪いことって出来ないですからね」
 絶対にばれる、ろう言われて育ってきました。
「だからですね」
「そう、だからそうしたことは隠してもばれて」
 そうなってというのです。
「吊し上げよ」
「そうなりますね」
「もう住所や名前やお仕事が暴露されて」
 ネット上にです。
「それでなのよ」
「徹底的に攻撃されますね」
「家まで本当に来る人が出て」
 突撃と言われていると聞いています。
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