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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
第11章
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に思っている絢のことを自分に託してくれたと言う思いがあるから、自分達の宝を預けてきたんだと思うぞ」

「ちゃうよー みゅうみゅんは自分から お願いしたの まわぁまんまーは最初 水島のじっちゃんとばっちゃんとこにお世話になるのよって言ってたの だけど、みゅうみゅんは小さい時に来た駅前の桜も見ていたし、すごなぁーって感じたの覚えてるし、中庭の桜の木 きっと登ってやるって思ってたし それに、山本さんが遊びに連れて行ってくれたこともあったから こっちのほうが楽しそうだったから・・・ そしたら、おとんも この子がそう言うのであればってなったの」

「そうか そうか やっぱり 実海はモトマチの子なんだな まぁ 明日行ったら 甘えておいで それと、学校の成績のこととか なんてったって 最高点のオール5なんだぞ 運動の記録会のことか ラグビーのこともお話しておいで 実海は自慢していいぞー」

「うん みゅうみゅんの自慢は素敵な仲間がいることなんだぁー」

「そーいえば 紳 実海達にバッジを送ったそうじゃぁないか?」

「えぇ みゅうみゅんが頑張っているし 絢も頑張る奴でしたけど もっと すごいことをやってると思うんですよね たった 一人で空地の草むしりから始めて、仲間を増やしていった だから、みゅうみゅんの仲間達にクリスマスプレゼントのつもりで」

「そうかー 抜け駆けしょぉってー 実海が怪我させたっていう子のあの親もそうじゃー 実海とその仲間達に感謝してるからってー ワシだって 実海は自慢なんだぞー 今 スポンサーになろうかと思っちょる」

「あなた 飲み過ぎじゃぁないですか? 中学生にスポンサーなんて無いですよ! あの時だって ワシも ワシもって言ってたけど、向こうの親御さんの顔を立てましょうよってことになったんじゃぁないですか!」と、ばっちゃんにたしなめられていた。

 次の日、私はばっちゃんに着物を着せてもらって、菓子箱と広島から取り寄せたという穴子寿司を持って、ひとりで水島家の玄関に立って居た。

「まぁ まぁ 実海ちゃん 待ってたのよーぉ まぁー なんて きれいなのぉー お着物も素敵ネ 正絹なのね そんなのって楽しみよねー 本町さんも・・」

「おぉー おぉー 美人だ 可愛いのぉー 女優さんみたいだ」と、じっちゃんも迎えてくれた。

 その後は、私がラクビーの話とかしていて、うすうす私がラクビーを始めたということは知っていたのだが、チームでやっていることまでは、知らなくて驚いていたのだ。そして、途中で ちょっと一緒に来てよと 隣の家に連れて行かれて

「基の娘なのよ 中1 去年からお嫁さんの実家に来たの 同じ市内なんだけどね」と、自慢するように挨拶しただけだった。

「なんだよー わざと 見せびらかせるようにー
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