【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第10章】カナタとツバサ、帰郷後の一連の流れ。
【第6節】キャラ設定10: エリオとキャロ。(前編)
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居してからは(距離的にも遠くなり、時差も大きくなりましたが)メールのやり取りなども自由にできるようになり、休暇が取れれば実際にカルナージへ会いに行くこともできるようになりました。
そして、新暦78年には、二人は〈マリアージュ事件〉にも関与します。
5月も末になって、エリオとキャロ(13歳)は、スバルから『ティアナも今、ミッドに来ているし、久しぶりに会わないか』と誘われたので、休暇を取ってミッドにやって来ました。
あまりの人の多さに辟易しながらも、スバルやアルトと落ち合い、一緒に食事をしていたところ、近場で火災事件が発生し、スバルにも出動要請が来ます。
そこで、エリオとキャロもスバルに手を貸したのですが、その流れで、後日、〈マリンガーデン炎上事件〉の際にも、スバル・ナカジマ防災士長の「臨時の部下」のような形で救助活動に参加しました。
【ただし、その際にも、二人は〈冥王イクスヴェリア〉とは、あまり直接には関わりを持ちませんでした。この件に関して、詳しくは「SSX」を御参照ください。】
また、同年の11月には、エリオとキャロは、なのはたちに誘われて、カルナージへ訓練施設の下見に行きました。
(その帰途に、ミッドに立ち寄った際には、スバルの紹介で、今はまだ「特別養護施設」で暮らしているトーマとも親しい間柄となります。)
そして、翌79年の2月には、実際にカルナージで「第一回」の合同訓練が行なわれ、エリオとキャロとルーテシアは、そこで初めてコロナに会いました。
さらに、同年の5月には、「第二回」の合同訓練があり、三人は、初めてリオやアインハルトにも会いました。
【この「第二回」に関しては、Vividのコミックス第2巻・第3巻を御参照ください。】
一方、同79年の4月には、「スプールス自然保護隊」の新たな「総部隊長」として、まだ四十代の某一佐が赴任して来ました。
【スプールスの自然保護隊では、大陸ごとに「部隊長」がいて、第三大陸以下の四大陸の各部隊はそれぞれにかなり独立性の高い組織になっている、という設定です。】
彼は、典型的な「事なかれ主義者」だった前任者の仕事ぶりを是正して行く過程で、第五大陸の部隊の「あからさまな人員不足」に気がつき、中央から優秀な人材を呼び寄せてでも増員することを決定して、現在の人員には、多少強引にでも順次「有給休暇」を規定どおりに消化させてゆくことにします。
その流れで、エリオとキャロ(14歳)は、同79年の7月には、少し長い休暇を取ってミッドに滞在し、「人混みに慣れる訓練(笑)」の傍ら、IMCSのミッド中央「地区予選」では、友人としてずっとルーテシアのセコンド役を務めました。
8月の末には一旦、スプールスに戻りましたが、10月に
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