【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第10章】カナタとツバサ、帰郷後の一連の流れ。
【第5節】新暦93年と94年の出来事。
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、陸士訓練校が40校ぐらいは無いと、「陸士の供給」が追い付きません。〈第一大陸〉全体では「地方」が230個あまりもあるので、平均すれば『地方5〜6個につき、訓練校が1校』ぐらいの割合でしょうか。
(要するに、『どの地方にも必ず訓練校がある』という訳ではありません。人口規模で言えば、『2500万人につき、1校』ぐらいの割合となります。)
なお、この作品の設定では、管理世界の総数が98個もあることになっているので、「本局に所属する魔導師の総数」は(たとえ「ミッド出身者」が最大の派閥だったとしても)軽く「何百万人」という規模になり、当然ながら『単独で〈本局〉に対抗できるほどの実力を持った管理世界は実在しない』ということになります。
StrikerSでは、レジアス・ゲイズ中将が『予算も人材も〈本局〉の方が持って行ってしまう』という趣旨の「怒りの発言」をしていましたが、〈本局〉(特に、次元航行部隊)は「次元世界全体」をカバーしなければならないので、それは本来、当たり前のことなのです。いくら「中心世界」だからと言って、自分たちを〈本局〉と対等の存在であるかのように考えるのは、さすがに『おこがましい』というものでしょう。】
なお、少しだけ遡って、この年の3月には、スバル(33歳)は二等陸尉に昇進しました。役職は、「特別救助隊・第二特務小隊」の隊長です。
総勢二十名ほどの精鋭を率いる立場となって、以後、彼女の人生はますます充実したものとなって行きました。
また、新暦93年(地球では、令和11年・西暦2029年)も5月になると、いろいろと隠し切れなくなって来たので、美琴(高校1年生)と奏太(中学1年生)にも、管理局関連の話や、カナタとツバサが「なのはとフェイトの間に同性婚で生まれた子供」であることなどをきちんと教えました。
もちろん、『二人とも、もう秘密を守れる年齢になった』と判断した上でのことです。
【一方、恭也と忍は(すずかからの助言に従って)子供たちに魔法や管理局関連の話は全く教えないつもりでいたのですが……後に、雫だけは勝手に何か感づいてしまったようです。】
なお、余談ではありますが、カルナージではこの年の5月に、ルーテシア(28歳)とファビア(27歳)とジークリンデ(30歳)が、エリオとキャロとフリードの「無人地帯警邏」に同行する形でアルピーノ島の北東部へ赴きました。
そして、ルーテシアは、誰の目も全く届かない「完全な無人地帯」を選んで白天王を召喚し、彼女(?)に初めて自分の仲間たちを紹介します。
一方、白天王は、エリオとキャロとファビアとジークリンデを「自分の巫女の四人の仲間たち」として正しく認識すると、今度はルーテシアに『少し周囲を飛び回って来ても良いか?』と尋ねました。
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