【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第10章】カナタとツバサ、帰郷後の一連の流れ。
【第5節】新暦93年と94年の出来事。
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々の陸士隊(ナンバーは3ケタ)が担当する区域は、面積としては相当な広さなのですが、人口は100万人から多くても300万人程度ですから、おそらく、個々の陸士隊の「組織としての規模」は、最大でも「日本の県警」程度なのだろうと思います。
(魔導師に限って言えば、各隊とも、せいぜい300名から400名ほどでしょうか。)
なお、ミッド〈第一大陸〉全体では230個あまりの「地方」があるので、『どの地方にも大体、人口規模に応じて一個から五個ほど(平均して三個あまり)の陸士隊が存在している』という計算になります。
ちなみに、〈第一大陸〉以外の、原則としては無人の「五大陸」や「洋上」の巡回警邏を担当するのは、全く別の部署(例えば、「自然保護隊」や、はやても一時期、在籍していた「海上警備部」など)である、ということにしておきます。】
【ちなみに、もう少し細かな裏設定としては……。
ミッド〈第一大陸〉の〈中央部〉、〈東半部〉、〈西半部〉を、それぞれさらに東西に三分して言うと、〈中央部〉の中央列は100番台の、東方列は200番台の、西方列は300番台の陸士隊が、同様に、〈東半部〉の中央列は400番台の、東方列は500番台の、西方列は600番台の陸士隊が、また同様に、〈西半部〉の中央列は700番台の、東方列は800番台の、西方列は900番台の陸士隊が、それぞれに担当しています。
また、各列とも、南北にはおおむね九段の「地方」に分かれているので、「十の位」は北から順に、1から9までがそのまま割り振られています。
例えば、〈中央部〉の東方列ならば、北の外洋に面した三つの地方は210番台、そのすぐ南にある三つの地方(リガーテ地方など)は220番台、そのまた南にある「北の大運河」に面した三つの地方(ザスカーラ地方など)は230番台、(以下、略)の陸士隊がそれぞれに担当しているのです。
また、「一の位」は、基本的には東から順に、1番から9番までが割り振られているため、『番号さえ聞けば、その陸士隊が、地図の上で大体どのあたりを担当している部隊なのかは、一般人にもおおよその見当がつく』という構成になっています。
(ただし、「東から順に」というのは、あくまでも基本原則でしかないので、時には、人口規模などの「重要度」がより高い土地に、より若い番号が先に割り振られたりする場合もあります。)
なるべく「0」という数字は使わない方針なのですが、首都クラナガンと東部州都ヴァストーラと西部州都ラムゼリエは、あまりにも人口が多いので、そこを担当する陸士隊には、例外的に「十の位」が「0」となる番号が割り振られています。
(つまり、「首都」クラナガンの近郊は101番から109番の部隊が、「東都」ヴァストーラの市内と近郊は401番から409番の部隊が、「西都」ラ
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