【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第10章】カナタとツバサ、帰郷後の一連の流れ。
【第4節】新暦91年と92年の出来事。
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もらえるのは、ボクらとしても、ホント、嬉しいんだけどサ」
ツバサ「母様たちは、お二人とも局では有名人ですから、私たちも何かの拍子に『親の七光り』などと言われがちです」
カナタ「そんな訳で、実を言うと、もう少し実力の方が追いつくまでは、あんまり特別あつかいとか、されたくないんだよネ」
ツバサ「ですから、わがままを言うようで本当に申し訳ありませんが、4月からも一般の局員と同じように、当分は支給品のデバイスで頑張ってみたいんです。また、本当に必要な時が来たら、その時には、是非ともよろしくお願いします」
これは、なのはも納得の正論です。こうして、二人の専用デバイスという話は、しばらく先送りにされることになりました。
あるいは、もし後々、空士に転向する機会があれば、その時に改めて贈った方が良いのかも知れません。
さて、ここで、カナタとツバサについても、少しまとめておきましょう。
なのはが産んだカナタは、考えるよりも先に体が動くタイプです。
顔立ちはむしろフェイトの方に似ているのですが、髪色はむしろなのはに似た栗色で、もう少しだけ(フェイトからの遺伝で?)明るい色合いになっています。性格も軽く明るく、イタズラ好きで、いつも俗語や終助詞を多用する「砕けた口調」で喋ります。
一人称は「ボク」で、魔法も基本的にはフェイトに似た「高機動型」ですが、魔力光は金色と言うよりも、むしろ(ティアナによく似た)オレンジ色です。
どちらかと言えば「情緒タイプ」で、細かな数字などに関しては割とルーズですが、人間観察に関しては意外と鋭いところもあります。
一方、フェイトが産んだツバサは、よく考えてから動くタイプです。
顔立ちはむしろなのはの方に似ており、髪色も基本的には栗色なのですが、なのはよりもだいぶ(士郎からの隔世遺伝で?)暗い色合いになっています。口調は常に「ですます調」で、精神年齢が妙に高い反面、心理的には意外と打たれ弱い一面もあります。
一人称は「私」で、魔法も基本的にはなのはに似た「高火力型」ですが、魔力光は桃色と言うよりも、むしろ(ルーテシアによく似た)紫色です。
どちらかと言えば「論理タイプ」で、時間や人数などの細かな数字にもよく気を配る方ですが、人間観察に関してはちょっと抜けたところもあります。
(ちなみに、カナタの方が2時間ほど先に生まれているので、「お姉さん」です。)
また、この二人の「魔法戦スタイル」は、中距離射撃と近距離格闘とバインドを巧みに組み合わせた「典型的なミッドスタイル」で、双子だけに連携も抜群です。
しかし、残念ながら、彼女らは、なのはの「魔力収束資質」も、フェイトの「電気変換資質」も、全く受け継いではいません。
魔力量それ自体は相
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