【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第10章】カナタとツバサ、帰郷後の一連の流れ。
【第3節】ユーノの両親についての中間報告。
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うな顔を浮かべましたが、それでも、彼は一拍おいて決然とうなずきました。
「解りました。できる範囲内で、最大限の努力はしてみます」
「うん。それから、くどいようだが、これはあくまでも僕が個人的な興味でやっているだけの作業だからね。別に急ぐ話では無いし、くれぐれも無理はしないでくれ」
「お気づかい、感謝します。それでは、どうか気長にお待ち下さい」
こうして、この日の報告は終了しました。
【その後、ダールヴは一旦、家族の許に戻ってゆっくりと年末年始の休暇を過ごし、翌91年の夏には本業の方を一段落させてから、またカロエスマールに向かいました。
しかし、彼はそこで「今までの話を全部ひっくり返してしまうような、奇妙な新情報」を耳にします。
そして、ダールヴは本業の傍ら、クレモナとヴァイゼンでさらに調査を進めた結果、やがて『自分が90年に報告した内容のうちの幾つかは、本当に間違っていた』という確信を得ました。
こうして、新暦92年の秋には、ユーノの許に「今までの話とは、だいぶ違う話」がもたらされることとなったのです。】
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