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魔法戦史リリカルなのはSAGA(サーガ)
【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
 【第10章】カナタとツバサ、帰郷後の一連の流れ。
 【第1節】新暦90年の出来事。(前編)
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「通信士」や「操舵手・第二類」などの資格を取得しています。
 ティアナは、しばらく前から『もう一人、小型艇の操縦などができる人物を補佐官に欲しい』と人事課の方に掛け合っていたのですが、ティアナが「凶悪事件専門」の執務官であることはすでに周知の事実だったので、事務担当補佐官の研修生たちの中には、好んで彼女の補佐官をやりたがる者など、なかなか現れませんでした。
(元々、彼等の大半は、危険な現場になど出たくはないからこそ「事務担当」の補佐官を選択したのです。)
 そんな訳で、シスター・フェネイザは「特例措置」により、聖王教会側の了解を得て、ティアナの補佐官に抜擢(ばってき)されたのでした。
(外見的には、フェイトによく似た感じの金髪美人なのですが、フェイトほどには長身でも豊満でもなく、魔法戦や格闘戦も全くできないようです。実際、彼女自身は単なる「シスター」であって「修道騎士」ではありません。)】

 また、この春には、「産休明け」のメルドゥナ執務官(28歳)も、初めて補佐官を迎えました。実の弟妹、ルディエルモ(16歳)とフラウミィ(20歳)です。
 なお、メルドゥナの執務官就任は四年前の春のことですが、彼女は育休と産休で、その四年間のうち、正味20か月も休職してしまっているので、執務官として実際に働いた期間は、この時点でまだ実質「2年と4か月」にしかなっていません。
 これでは、アインハルト(勤続、正味3年)に対して先輩ぶることなど、とてもできないでしょう。
【実際、メルドゥナとアインハルトは、年齢は五歳ほど違いましたが、これからもずっと「対等の友人」として親しく交友を続けて行くことになります。】

 

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