エピローグ(主人公陣営)
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領全土を纏める長官に就任した際はゼムリア側のメンフィル領軍の総参謀に就任する。優れた軍略の才を持つ彼女を求める国々もあったが、ルシエルは永遠にリィンのためにしかそれを用いようとはしなかった。
子供達も皆、母のように優れた軍略の才の持ち主になったが、崇拝にも近いリィンへの絶対忠誠を誓うルシエルの教育によってその優れた軍略が振るわれるのは全てリィンとシュバルツァー家のためだったという。
なお、後に二度と再会する事は無いと思われたルシエルにとっての元上司である”とある力天使”もルシエルのように、ディル=リフィーナからゼムリアへと異世界移動させられてとある人間の使い魔として契約しており、ルシエルと再会をしてルシエルのリィンに対する強い忠誠心を知った”とある力天使”はルシエルの変わり様に困惑していたという………
<双界の剣聖> リィン・シュバルツァー
ヨルムンガンド戦役後エレボニア総督に就任し、内戦とヨルムンガンド戦役で荒れ果てたエレボニアをパントの補佐や多くの仲間達の協力によって立て直した。軍務に加えて不慣れな政治は最初はパント任せであったが、パントの指導の元1年後には政治家として一人前になり、更にその2年後にはパントの補佐も必要なくなったという。
内戦を終結させたエレボニアの英雄にしてヨルムンガンド戦役ではエレボニアを敗戦させ、衰退させたエレボニアの最大の仇でもあるリィンだったが、ヨルムンガンド戦役にエレボニアを存続させる為に辛い想いを抱えながらメンフィル側としてエレボニアと戦ったその真意や心情、そして総督府を置かれていながらメンフィルからの干渉が弱い理由はエレボニア総督を務めているメンフィルのリィンへの気遣いという理由を情報局やメンフィルの諜報関係者、斑鳩による情報操作によって正しくエレボニアの人々に伝えられた為、リィンを恨むエレボニアの人々は少なかったという。
そしてエレボニアの保護期間が終了し、エレボニア総督の任から解放されたリィンはオリヴァルト王子やユーゲント国王、四大名門やラインフォルトグループ前会長であるグエンの資産によってリベールで開発された”アルセイユ四番艦”にして本来の歴史のカレイジャスの後継艦である”カレイジャスU”を内戦とヨルムンガンド戦役を終結させ、エレボニアを存続させた報償としてエレボニア王家から送られた。リィンを乗せてヘイムダルから去るカレイジャスUはエレボニアの多くの人々の感謝の声と共に見送られたという。
クロイツェン州統括領主就任後は、多くの仲間達と協力してクロイツェン州の発展に注力し、クロイツェン州をかつてのクロイツェン州の数倍以上の国力と戦力を保有する領土へと繁栄させた。後にその功績によってゼムリア側のメンフィルの領土を纏め上げる長官を任せられ、更にレボリュ
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