エピローグ(主人公陣営)
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になる……“ユミルの守り手”と。
<灰の守護霊姫> アンリエット
ヨルムンガンド戦役後も変わらずリィンの守護霊として、常にリィンの傍でリィンを護り続けたが、ある時ある事情でレジーニアが旧共和国の首都の名門高等学校であるアラミス高等学校に留学する話が持ち上がるとレジーニアのように”学生の年齢としての容姿”でも十分通じるアンリエットにも留学の話が持ち上がった。生前では経験できなかった学生生活には興味を抱いていたアンリエットだったが、リィンの守護霊としての務めの方が大切と判断して留学の話を断ろうとしたが、リィンの薦めによってレジーニアと共にアラミス高等学院に留学する事を決めた。
アラミス高等学院の留学時に裏解決屋であるヴァンの所でアルバイトをしている級友と友人になり、旧共和国領で起こった様々な事件の解決にヴァンやその仲間達と共に挑んだ級友を助ける為にレジーニアと共に助力した事もあったという。後にリィンの妻の一人になり、多くのリィンの妻達と共にリィンを永遠に支えていくこととなる。
死霊であるアンリエットは生者であるエリゼ達のように子を妊娠・出産する事はできなかったが、アンリエット自身はリィンの守護霊という死霊としての在り方とリィンの妻としてもリィンに大切にされ、愛されている事に満足し、エリゼ達の子供達も母の一人としてエリゼ達と共に可愛がり、大切にしながら育てた。
一方リィンと結婚した多くの妻達の中で唯一子を孕み、産む事ができないアンリエットを気の毒に感じていたエリゼ達はウィルに死霊でも子を妊娠し、出産できる義体の開発を依頼し、依頼を請けたウィルは数年の時をかけて義体の開発に成功する。
そしてウィルが開発した義体に憑依したアンリエットはリィンと愛し合い、待望のリィンとの子供を妊娠、出産した。その後も多くの子宝に恵まれたアンリエットは器用に死霊と義体への憑依を使い分けながら優しき母として子供達を愛し、大切にしながら育て上げた。なお、後にこの事を知ったアンリエットの親友であり、アンリエットと同じ理性のある死霊でもあるリタもウィルに義体を開発してもらい、待望のセリカの子供を妊娠、出産し、アンリエットのように死霊と義体への憑依を器用に使い分けながら子供達を育て上げたという。また、二人の子供達もそれぞれ親友同士になったり夫婦になったりした事から、母子揃って仲が良かったという………………
<灰の賢翼> ルシエル
ヨルムンガンド戦役後はエレボニア総督であるリィンの親衛隊副長兼参謀としてリィンの護衛の任につき、クロイツェン州統括領主就任後はシュバルツァー家の親衛隊副長兼参謀として部下達と共にリィンを含めたシュバルツァー家の身内の護衛の任に就き、後にリィンがゼムリア側のメンフィル
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