エピローグ(主人公陣営)
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の存在へとなった。また、姉神である『正義の大女神アストライア』との絆も不滅で、リィン達と共に双界を争いのない平穏な世界へと導いた後は時折生まれ変わり、セリカの使徒にして妻となったサティアやサティアの主にして夫であり、かつての自分の因縁の相手でもあったセリカとの親交を深めたという…………
<灰と慈悲の神兵> ユリーシャ
ヨルムンガンド戦役後はリィンの身辺警護を務めつつ、時折リィンの使者としてゼムリア全土を飛び回る事もあった。天使であり、”灰色の騎士”にして”灰の剣聖”であるリィンの使者として広く名を知られるようになったことからいつしか”灰の神兵”と呼ばれるようになったユリーシャは、異名で呼ばれる度に誇りと幸福に満ちた表情を浮かべていたという。後にリィンの妻にして使徒の一人になり、双界で活動するようになったリィンを永遠に傍で支えていくこととなる。子宝にも恵まれたが、子供達は幸いな事に母親のポンコツな部分は受け継がれなかったという…………
<灰の学翼> レジーニア
ヨルムンガンド戦役後もゼムリアの様々な知識を学び、後に様々な方面の研究者として有名になった。レジーニアの知識を求めた国々はレジーニアを勧誘したが、レジーニアはどれ程の好条件を出されても決して首を縦に振る事はなく、主にして愛する夫であるリィンの為にのみ、その豊富な知識を活用した。様々な研究を行い、自らの知識を更に高めていたレジーニアだったが、レジーニアにとって最も興味深い研究はリィンと自分の間に生まれた子供達の育成であったという……
<灰の勇翼> ベアトリース
ヨルムンガンド戦役後はエレボニア総督であるリィンの親衛隊長としてリィンの護衛の任につき、クロイツェン州統括領主就任後はシュバルツァー家の親衛隊長として部下達と共にリィンを含めたシュバルツァー家の身内の護衛の任に就き、後にリィンがゼムリア側のメンフィル領全土を纏める長官に就任した際はゼムリア側のメンフィル領軍を纏める大将軍に就任する。厳しい人柄は部下から畏れられたが、同時に戦士の誇りを解く姿や無益な戦いを望まず、戦いに意義を求めるその姿は部下たちにとっての誇りでもあり、その気高さと一人で十の敵すら蹴散らす勇猛さに憧れる部下たちも多かったという。主であるリィンの命令以外には余程の事が無い限り従わず、リィンの為に常に戦いの中心に身を置いて幾多の戦いで活躍するその姿にファーミシルスを重ねた者達も少なくないという。そして双界に平穏が訪れると時折リィンと作った子供達を育てながら、リィン達やユミルの人々を守るために生き続けた。リィン達と共にユミルに隠遁した事から双界の活躍で様々な異名は失われたが、新たにこう呼ばれるよう
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