エピローグ(Z組)
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国に出向いたガイウスは、守護騎士になるための修練を受け、修練を終えた後は自らの渾名を『絶空鳳翼』に決めて守護騎士として活動する。メンフィルの訓練兵学校の留学経験がある事やリィンと知古である事から、希少なメンフィルとの連絡役を務められる事やメンフィル方面でのある程度の情報を仕入れる事ができるガイウスはバルクホルンのように守護騎士達の中でも総長のアインや副長のトマスに次ぐ重要な存在になったという。後にトールズ時代の部活仲間であり、エレボニアの大病院で看護師を務めている女性と結ばれる事となる。
晩年は、聖痕を後任に譲って守護騎士を辞した後は故郷に戻り妻や子供達、そして孫達に囲まれて幸せな生涯を過ごしたという…………
<トールズの才媛> トワ・ハーシェル
<宿命から解放されし蒼> クロウ・アームブラスト
トールズ卒業後クロウはZ組の担当教官に就任し、トワはエレボニアに加えてメンフィルの様々な組織から勧誘はあったがトールズの教官の一人として就任し、クロウと協力して戦後のトールズに入学してくる生徒達を指導した。その後トワは非政府組織であるとある団体からの勧誘を受けてその組織にも所属しつつも教官を兼任し、各地の貧困や環境問題等にも真摯に向き合いつつ周辺諸国との関係を模索するために時には臨時講師として外国の教育機関に赴任する事もあり、クロウは多忙なトワを陰ながらサポートしていた。
共に行動し、支え合う二人はいつしか友情から愛情へと変わり、結ばれる事となる。二人の間には男児と女児が一人ずつ産まれ、男児にはかつて出会った偶然にもトワのファミリーネームが一致していた空の女神の一族の先祖であるナユタの名前を付け、後にナユタと名付けられた男児は母やナユタ本人のように天体観測を趣味とし、その趣味から宇宙飛行士を目指す道へと決め、そしてゼムリアという”星”の”外”を探索するエレボニアを代表する宇宙飛行士に選ばれ、”星の外”での探索で歴史的大発見をしたことで後世に名を残す。”才媛”と称された母の才能と父の戦闘の才能を受け継いだ女児は軍人と政務官の両方を経験した後ミルディーヌの後任を任せられて宰相に就任し、エレボニアの更なる発展に大きな貢献をし、後の世に名を残す。
数十年の間、生徒を育て、見守り、送り出してきた二人は、やがて一線を退いてクロウの故郷であるジュライのクロウの祖父の家に移り住み、気ままに晩年を過ごしたという………
<破天荒なる麗人> アンゼリカ・ログナー
<最後の地精> ジョルジュ・ノーム
トールズ卒業後アンゼリカはログナー侯爵家当主として、ヨルムンガンド戦役でのエレボニアの敗戦によって衰退したノルティア州の復興と発展に注力し、ジョルジュは世界各国の技術
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