第七百三十二話 ナマケモノその三
[8]前話 [2]次話
「行きたいな」
「この学園を運営している八条グループは鉄道も主要な企業でしたね」
「八条鉄道だな」
「はい、連合でも屈指のでしたね」
「そうだ、鉄道会社だ」
「そうでしたね」
「だからな」
そうした企業をグループ内に持っているからだというのだ。
「この学園もな」
「八条グループが経営しているので」
「鉄道博物館もだ」
これもというのだ。
「学園内にな」
「あるのですね」
「そうだ」
こう上等兵に話した。
「八条グループは他にも多くの企業を持つがな」
「連合屈指の企業グループだけあって」
「その中でもグループが十九世紀後半に財閥として起業した時からな」
維新の時にそうしてからというのだ。
「八条グループにとって鉄道はな」
「主要な企業だったのですね」
「鉄道に海運に力を入れてだ」
そうしてというのだ。
「金融も行いだ」
「今の様になったのですね」
「まずは日本有数の財閥となりだ」
「そこからですか」
「二次大戦後は企業グループとなりな」
そうしてというのだ。
「そしてだ」
「今に至りますね」
「人類が宇宙に出てな」
そしてというのだ。
「八条グループは多くの星に進出してだ」
「多くの企業を経営していますね」
「その中にだ」
「八条鉄道もあり」
「多くの星に線路を敷いてな」
「駅をもうけてですね」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「列車を走らせている」
「そうしていますね」
「鉄道は必要だ」
この時代でもというのだ。
「イギリス人が生み出した偉大な発明の一つだ」
「産業革命の中で」
「それが今もありな」
「連合でもですね」
「今もありな」
そしてというのだ。
「大規模にだ」
「運営されていますね」
「日本でもでな、だが八条グループは連合屈指の企業グループだからな」
その資産は天文学的なものとなっている、八条家の次期総帥であり八条学園の理事長でもある八条儀統の資産も相当なものだ。
「連合各国に進出してな」
「企業を経営していて」
「そしてだ」
「利益を得ていて」
「その中にな」
その企業達の一つにというのだ。
「八条鉄道もあり」
「八条グループの主要企業の一つとして」
「活動していてだ」
そしてというのだ。
「鉄道博物館もだ」
「この八条学園にありますね」
「人類が地球にあった頃は日本全土に路線を持っていてだ」
そうした状況でというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ